あの”帰ってきた酔っ払い” 北山修さんの九大でのコンサート。
2010年 05月 06日
北山修(きたやまおさむ)さんの、退官記念さよならコンサートがあっておりました。北山さんというと、「帰ってきた酔っ払い」で一世を風靡した、ザ・クルセーダーズの名作詞家であります。「俺は死んじまっただ~」って、あれ。
なんで、退官記念コンサート、しかも、九州大学の百年講堂で、かというと、彼は、クルセーダーズ解散ののち、表舞台から引っ込んで、精神科医をしていらっしゃたのです。90年代からは、なんと、九州大学で、臨床と研究に携わっておられたのです。実は、私も3月にあったこのコンサートの収録を見て初めて知って、驚き!
北山修さんといえば、本屋さんで名前を見かけることもあるし、何しろ、「戦争を知らない子供たち」 とか、「このすばらしい愛をもう一度」 とか、・・・あげればきりがないほど、親しまれている有名な曲の作詞家です。でもまさかまさか、ご同業者で、こんなに近くにおいでになったとは、ただただ驚ろくばかりなり。
コンサートは、アルフィーの阪崎さんが、北山ナンバーを歌うという贅沢なもの。おまけに、南こうせつさんまで特別出演。どんなに外が天気がよくてお出かけ日和だといっても、居間を離れるわけにはいきません。
北山さんの作品はさち先生の昭和歌謡”すきやき”殿堂入りを果たしているものも当然あって、もちろんそれも歌っていただきました。”すきやき”殿堂入りとは・・・私が勝手に選定した昭和の名曲です。かの「 上を向いて歩こう 」のように、(海外ではこれは、すきやきと呼ばれて愛されています)作詞、作曲、歌手、すべてが最高のものでなくてはなりません。世界的名曲
北山作品では、殿堂入りはこれ、堺正章さんの「 さらば恋人 」 です。
堺さんことマチャアキは、とにかく、歌がうまくて、おまけに、元祖バラエティー。
マチャアキが歌った、さらば恋人の印象的な北山フレーズは、
「 悪いのは僕の方さ、君じゃない 」
幼い心に、男の人って、悪いのは僕、といいながら、言うだけで反省しないんだ・・・とおぼろげながら人生の学びのスタートを切ったように思います。
それから、思春期になり、チューリップの財津さんが
「わがままは男の罪、それを許さないのが女の罪」 と熱唱し(虹とスニーカーの頃)、
それを受けるように、松山千春さんが
「男はいつも待たせるだけで、女はいつも待ってるだけ」と歌いました。
考えてみれば、北山先生は、さすが、精神科医、幼い娘に、男性と女性のなんたるかを教えてくれたはじめの人だったみたいです。
感無量に番組を終えたところで、娘が、「南こうせつ」って誰? と言ったので、私は、盛り上がっていたのに、がくっときてしまいました。
堺正章の若い声のすごいこと・・・
さっそく、BSの放映がアップされてました。北山先生歌ってます。ちょっと長いけど。
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by urakawasika | 2010-05-06 01:51 | さち先生おすすめナンバー