春だ花粉だ。薬がほしい!   

 油断してました。しかし、今日、本日、私に、花粉症が到来しました。診療していると、唇の周りが微妙にかゆい・・そうこうしていると、軟口蓋(のどちんこのあたりの、やわらかい粘膜)もかゆくなって、指をのどに突っ込んで、ごしごし掻いてしまいたい衝動にかられました。

 おー・・・例年の何倍とか言っていた花粉です。とうとう暴れ始めたかー!。
去年の残りの抗アレルギー薬をごそごそさがして、一粒口に放り投げました。この抗アレルギー薬ってやつは、抗ヒスタミンのように、眠くなったりしない、すぐれた薬です。10年くらい前に開発されたんだと思います。アレルギー反応をおさえてくれて、良く効きます。しかし、飲み始めて何日かたたないと効いて来ないのがやや玉に瑕。

 私のアレルギー暦はかれこれ30年近く。しかし、私が薬を飲みだしたのは7~8年前からです。春になると、前出の軟口蓋がかゆい症状が少しあったけれど、昔は、喘息のような咳が出るのが主で、まさか自分のような、大味なヤツが花粉症なんて繊細な病になるわけはない、と思っていたのです。

 毎春咳が続くので、風邪と思って抗生剤なんかさえ飲んでいました。(もちろん効かない)。今考えれれば、5月くらいにはなおっていたので、なんか長引く風邪・・・と不思議に思いながらやり過ごしていました。

 ところが、四十路近くになって、咳もはげしくなるわ、のどもかゆいわで、これはおかしいな、と思っていると、友人の耳鼻科医が、あっさり、
「あんた、花粉症じゃないの?」

と言い当てました。まさか、と思って、耳鼻科に駆け込み、アレルギー検査をしてみると、なんとあっさり
「花粉症です。」
と言われてしまったのです。

 なんと、長い旅だったことでしょう。それから、優秀な薬のおかげで、そこそこ普通に生活できるようになりました。

 目がかゆいとか、くしゃみが出るとか、花粉症は典型的な症状ばかりではないのです。
先日も、歯茎がかゆい、とおっしゃっていた患者さんもいらっしゃいました。

 この時期、よくわからないへんな症状があったら、花粉症も視野に入れておいたほうがいいですよ。
そして、耳鼻科に行くといいです。やっぱり、花粉症は耳鼻科が得意なようです。


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by urakawasika | 2011-02-26 02:15 | 健康,体、病気

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