希望の祭典 レーナマリアさんの生歌   

 週末に、レーンマリアさんをはじめとする、クリスチャンアーティストが参加する希望の祭典というショーを見に行きました。普通なら、ソロで、お客さんを呼べるアーティストたちが、少しずつ歌うという贅沢なショーです。
 その中でも、日本で一番有名なのが、スウェーデンのレーナマリアさんです。彼女は、両腕なき愛のゴスペルシンガーと言われ、すばらしい歌声の持ち主です。しかし、彼女は、生まれた時から両腕がなく、足も、左は、長さが半分という、重度の身体障害児です。

 十何年か前に、日本に来日した時に、ニュースステーションや徹子の部屋でも取り上げられたので、知ってる人もいるかもしれません。

 私も、その時を覚えています。なぜ、こんなに、ひどい障害なのに、こんなに明るく、素敵に生きていけるのかしら・・・と感心してしまった一人です。彼女は、シンガーとして活躍してるだけでなく、パラリンピックの水泳メダリストだというのです。すごいな~。この人いったいどうなってるの?
 普通の体なのに、何の取り柄もない自分をふりかえり、やれやれと思ったのを覚えています。
 あれから、彼女のことは、印刷物で見かけることはありましたが、生で、しかも歌まで聴かせていただくのは初めてです。

 さて、彼女がステージに入ってきました。会場がわきました。そして口から、この世のものとは思えないような美しい歌声がこぼれ、会場からは、ため息がもれる。
Raise Me Up
という、彼女のお気に入りの歌が流れました。スクリーンに和訳が写されました。それを読みながら思わず涙。
 
 人生で、苦しみの時、
一人でほんとにつらいとき、私はあなたが、静かにそばに座ってくれるのを待つ。
あなたが来ると、私はやすらぎ、私は、高く上げられる。
山の上にいるように、私は、高く上げられる。

 確か、こんな感じの歌詞だったと思います。
あなたとは、私を創り、どんな時も愛して下さるお方。主。神・・・

 私たちの人生には、時に、どうしようもないくらい敗北を感じたり、孤独を感じたりすることがあります。そんな時でも、「私は、あなたのそばにいるよ。」と言って下さる大いなるお方がいる。
 その方が、レーナさんの上に奇跡をおこしているのでしょうね。

 すばらしいひとときでした。


by urakawasika | 2014-03-17 19:53 | さち先生おすすめナンバー

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