真っ赤なおしっこ・・・みなさん気をつけて   

  先日、診療中に突然尿意がおそってきて、あわててトイレに行きました。でも、またすぐ行きたくなって行ったのですが、おしっこが出ません。でも、なんだか、痛い。よくよく見ると、なんと、真っ赤なおしっこです。
「なんじゃ、これは~・・・」
朝まで、なんともなかったのに、だんだん、おしっこする時の痛みが激しくなっていくではありませんか。

「やだやだ、これは、何なの??」
さち先生久々にあわてました。ちょっと、どうしよう。
 とりあえず、スタッフをつかまえては、手当たり次第に、症状を訴えます。
「先生、それは膀胱炎です! 私はよくなりますからわかります。だんだん眠れないくらい痛くなるので、早く病院行って下さい。」

え、そうなのか。これが、よくみなさんがかかる膀胱炎というものなのか~、と合点して、ちょっくら診療をぬけて、いつもお世話になる、ご近所の内科の先生のとこにかけつけました。行くと、真っ先に尿をとられました。
な、な、なんと、トマトジュースみたいな真っ赤な尿です。うひゃ~。それに、いたたたた・・・・

結局、スタッフの言うのは、ビンゴで、典型的な膀胱炎でした。

 この病気は、膀胱で、たくさんの菌が繁殖することで、膀胱の粘膜が炎症をおこす病気です。ひどくなると、その病原菌は、腎臓までとどいて、次に、腎炎になります。幸い、私は、腎炎は免れてましたが、けっこうひどい様子で、先生に気の毒がられました。

 膀胱には、正常な状態でも、常在菌という菌がいて、おしっこを、やたらにがまんしてる生活なんぞをすると、たまったおしっこの中で菌が繁殖するのだそうです。普段は、繁殖する前に、ちゃっちゃとおしっこで、排出しちゃうので、そんなに大量にたまらないらしいのですが、おしっこをがまんしてなかなか行かない人は、要注意なんだそうです。

 それに、お水を摂取しない人もだめで、どうしてかと言うと、おしっこの出し方が減ってしまうので、これまた、菌が増殖しやすいのだとか。

 なるほど、我が身を、省みると、どっちもあてはまります。診療中は、忙しいので、つい、トイレに行くのを後回しにしてしまうし、やっぱり、水を飲まずに、せっせと長時間診療したりしてます。

 う~ん。これは、考えてみれば、私だけに限らず、せっせと働く日本のみなさんは、誰でもかかっておかしくない病気ですよね~。

 もしやと思って、スタッフ何人かに聞いてみたら、
「あ、先生は初めてなったのですか?」
と逆にびっくりされてしまいました。


う~ん。そうなのか~。
それで、さっそく、スタッフミーティングで、
「皆さん、患者さんをちょっとお待たせすることがあっても、トイレは我慢しないでね。タイミングをみはからって、尿意が無いときでも、定期的にトイレに行ってくださいね~。お水もじゃんじゃん飲んでちょうだい。スタッフルームに、くもがくれしても、別におこんないからね~。」

と通達しました。
皆さん、スタッフのトイレタイム、すみませんが、どうぞ、ちょっと多めにみてくださいませね~(笑)

あ、それから、膀胱炎は、優秀な抗生剤をちゃんと飲むと、ちゃんと治るので、さち先生と同じ経験をしたら、すぐに、内科に飛び込んで下さい。泌尿器科がなくても、内科の先生は、ちゃんと治して下さいますよ~。

by urakawasika | 2014-09-12 20:35 | 健康,体、病気 | Comments(0)

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