カテゴリ:書評( 3 )   

どこで役にたつかわからないものが教養だ。茂木健一郎氏   

  最近忙しくて、本好きなさち先生ですが、雑誌さえ読む暇がありません。
先日待ち時間のために、本棚から昔読んだ本を携帯しました。
茂木健一郎氏の
「読む書く話す」脳の活用術

その中に、
「どこで役にたつかわからないのが教養である」
と書いてありました。ほ~、なるほどな~と思いつつ、ところで、教養なんて言葉、最近死語になってない?と思う私です。単に私が、知識の泉で豊かに泳ぐような一人遊びを、すっかり放棄してるというだけでしょうか。

反省をしてるところに、私の昔のメモ帳が出てきました。
どんな感動的なことも、その時だけで、ちっとも頭に残らんな~、と老化した頭をなげくようになったある日、気まぐれにつけた覚え書きノートでした。読書してる本からの一節もあったし、テレビで有名人が言った一言なども殴り書きしてました。


そこには、悲しいほど、私の頭には残ってない素晴らしい名文がしたためてあるではありませんか。これを私は、一度は頭に入れようとしたということになる。

 もう一度、ここに書いたら、少しは、頭に残るかしら、ということで、抜き出してみました。

 「自分は失敗していない。まだ成功していないだけだ。」
なるほど。・・・誰の言葉なんでしょう。失敗は成功のもと、なんて陳腐なことを言わず、失敗で落胆する誰かにこんな風に言えれば、お株がぐんと上がりそうです。

 「野球のことだけ考えていても、野球はうまくなりません。」工藤公康。インテリピッチャー工藤らしいかっこいいコメントですね~。

お次は 激動のヴェトナム戦争を撮った写真家のドンマッカラン
  「自分には、もう花の写真しか撮れない」

ムツゴロウさんこと畑正憲さんが、晩年、東京のマンションにいるのと同じ? いえいえそういうことではありませんよね。すみません。
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イーストウッドの映画グラントリノのキャッチコピー(まあ、懐かしい!)
 「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を」


 たしか、グラントリノのポスターを、ある公共施設で見たときに、思わずペンを走らせたことを思い出しました。やれやれ、シチュエーションくらいは覚えていたってわけです。映画のキャッチは色々あるけど、横綱クラスだと思いませんか。実際の映画を見て、またため息だったですね。映画の味噌をここまで純粋に抽出してるキャッチもめずらしいです。
 
悲劇の最中には、悲劇を直視しようとしない真理が働く。

 災害のおこりぎわに、逃げ遅れた人たちの心理でしょうか。

コロンブスの前にだけ海があったわけではない。
 これは、院長が言ったと書いてました。へ~、オリジナルなら我が夫ながらすごいけど。


貧困と貧乏は違う。貧乏は、人間関係は、充実している。貧困は孤独である。
民主党時代、年越し派遣村で有名になった湯浅誠氏の言葉でした。あ~、民主党の時代から、どれだけ月日が流れたのだろう。日本はますます悪くなっていくような・・・


まあ、こんな感じです。改めて、すごいね~。日々の生活の中で、ぼんやりすごさずにいたら、忙しくしてても、教養は磨かれるかもですね~。まさに、教養とは、どこで役にたつかわからない。またメモはじめてみようかな。
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by urakawasika | 2014-11-13 19:56 | 書評 | Comments(2)

わたせせいぞう 「ハートカクテル」 がなつかしい!   

  うらかわ歯科の下のローソンに行くと、よくコンサートのポスターなんかが貼ってある。知らない人がほとんどで、ポスターのキャッチコピーで、は、この人たちが〇〇っていう人なのか~・・・みたいなことが多い。
 あるとき、なんだかストリートギャングみたいな、がらの悪いグループのポスターが貼ってあって、よく見ると、”エグザイル” と書いてあった。
 
 
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やれやれ、大人気のグループでした。ファンの方には申し訳ないけど、こういう集団が、診療室に入って来たら、ちょっと”やばいぞ” って思っちゃうよね~。とっても人気があって、踊りもうまくて、本人たちはきっと、才能にあふれているのかもしれないけど。(すみません、ファンのかた!)

 久しぶりに、どこからか出てきたハートカクテルのコミックブックをぱらぱらとめくると、これさえも、古典になってしまうか~・・・とため息が出た(昭和62年出版ですって!)。

 今や、わたせせいぞう氏が描く、ハートカクテルの世界は絶滅してしまったかのようです。
何しろ、昭和最後の時代は、まだまだ、石津謙介も(日本のトラッドやアイビーのさきがけデザイナーです)、まだ風格を保っていたし、トラッドやらアイビーやらは、駅前商店街がまださびれきっていないのと同じように、健在でした。
 いかした男たちは、金ボタンのダブルの紺ブレに、つややかなネクタイをしめて、きれいに髪をとかしつけてにこやかに微笑んでいました。ちょっとしたハンサムなら、キザ!と思いながらも、女性の視線を集めていました。

 今や、ファッションは、着くずす・・・なんて表現さえもあてはまらないほど、ルーズになり、アイビートラッドなんて、すっかり死語になってしまった。

 ハートカクテル・・・ なんとお上品で、優雅な世界。、今見れば、格調高い。トレンチコートをトレンチコートらしく羽織り、女性は女性らしくエレガントでもある。ハートカクテルのカップルをあの頃は、ちょっと斜めに眺めていた私がうらめしい。

 今となれば、こっちのほうがわかるよな~。エグザイルはおばちゃまにはわかりましぇーん。
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by urakawasika | 2010-10-02 00:20 | 書評 | Comments(2)

「ゲゲゲの女房」 いいですよ~   

c0219595_144884.jpg  なんだか、ドラマの視聴率があがらないそうですね・・・けっこう、良い番組を作っても、昔のヒット作ほどいかないんだとか。
 そうですか。さち先生の若い頃って、「男女7人秋物語り」みたいな、トレンディードラマにはまりましたけど、あの頃は、トレンディードラマも全盛期。・・・時代も、バブル全盛期でもありました。
 NHK大河ドラマや、朝ドラだってしかり、あの頃は今よりずっと見られていました。

 でも、さち先生は、最近NHKの大河「龍馬伝」と、朝ドラ「ゲゲゲの女房」に、夫婦そろってはまっています。両方とも、久々におもしろいです。

 龍馬伝は、なんだか、少女漫画的に書かれているし、福山はいかしているし、セットはなかなか大がかりだし、見逃しても、何度もやっているし。

 ゲゲゲの女房は、本当に何年ぶりでしょう。夫婦して朝ドラ復帰を果たしてしまいました。
久々に、朝ドラの原点・・・健康的で、前向き。朝一番の楽しみになっています。

 このドラマは、ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるの奥さんが書いた「ゲゲゲの女房」をもとに作ってあります。
あの、水木しげるの、ひょうひょうとしているところが、とっても魅力的です。最近では、ちょっと見かけない、たおやかで、けなげな奥さんがまたいい。水木夫妻が下積み時代を明るく、希望を持って生きている様子が、とってもいいですね。

 「貧困とは、無縁」という、最近の貧困ではなく、いわゆる、「貧乏」なのがいいです。
南方戦線から、片腕を失って、命からがら引き上げてきた水木しげるは、どうして、こんなに、明るく生きて行けるのかな~?鬼太郎も、まったく、水木以前には、モデルになるものがない。オリジナル。そのあとの怪奇漫画は、ある意味、水木しげるのあとを行ってると思うのです。それに、どんなにうまくいかなくてもたんたんと漫画にうちこむ、軸ぶれしない彼の姿勢は、驚嘆に値します。

 すごいな、どこからこのすごさは生まれてくるんだろう・・・毎朝同じことを感じます。
でも、このドラマも、オープニングは、過去朝ドラの中で、最低の視聴率だったそうですから、視聴率なんてものは、どうなっているのかしらと思います。

 水木しげるも、すでに80才をこえています。ドラマ化されてよかったな~。とそんな気分になってます。このドラマに登場する架空の人物、水木の幼なじみ役の ”いたちくん”は、まったくネズミ男そのもの・・・彼が登場するおかげで、ドラマがとっても面白くなってます。

 ネズミ男って、実は、すごく愛されているキャラなのかもしれない。
このドラマを見て気づいたことのひとつです。それから、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ~・・・というあのインパクトのある歌の歌詞は、水木さんが作った詩なんですね。これも、すごいと思いました。

原作も、久々にヒットです。おすすめです!

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by urakawasika | 2010-07-07 01:11 | 書評 | Comments(2)