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定説、天才たちの好み ~春樹と龍一~   

 先日イスラエルの文学賞を取ったりした、かの有名な作家の村上春樹さんですが、何を隠そう、さち先生は大ファンなのでした。遅咲きのファンで、5~6年前から読み出して、一気にハルキ中毒となってしまいました。「ノルーウェイの森」から、最近の「1Q84」 、世界中でメガヒット連発。天才の名をほしいままにしています。・・・

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 あまりにおもしろくて、彼の大作をすぐに読みつくして、次が出るのが待てないさち先生・・・、しかたないので、翻訳家としても活躍している彼が、情熱を傾けて、日本の読者に読んでほしい、といって、翻訳した作品に手をつけました。
  ところがです。私にはさっぱりわかりません。えっと、どこが面白いのだろう・・・、すみません、解説して~・・・状態。大好きなハルキ先生と同じ感性がない、ということにかなり、ショックを受けて、もんもんとしているところに、大いなる発見をしました。
 ある日、爆笑問題のお二人が司会する、とある番組に世界の音楽家、坂本龍一さんが出演しておられました。そして、サザンオールスター、いわゆるサザンのことを、「どこがいいのかわからないんだよね」・・・・とのたまい、それだけではなく、みんなが好き、といっている人気アーチストのことごとくをさして、「わからないんだよね~」の連発。司会の太田と田中の二人は、ちょっとむっとして、「じゃあどんなのがお好きなんですか?」と坂本さんにつめよりました。すると、坂本さんは、誰も知ることのないような、マニアックなジャンルのものを出してきて、司会の二人は、怪訝な顔・・・とうとう、番組の最後まで、天才坂本と、爆笑問題は平行線のまんまでした。

 c0219595_12362648.jpg私はそれを見てやっと理解しました。
天才の趣味はまったく凡人とは違うのだということを・・・天才は大衆の多くをひきつける作品をバンバン作っちゃうのですが、その作品のいしづえにあるのは、大衆にはちょっと理解できない深いなぞめいたコンテンツ。趣味があまりにマニアック。天才の好みは、私たちとはかけ離れているのです。

 これは、もしかしたら、世の”定説”原理原則ではないのだろうか。 ・・・
だから、凡人の私が、ハルキ先生の趣味をまったく理解できなくても、当然の摂理、何の問題もないのです!ふむふむ・・・

自分の理解力を棚に上げ、新しい、定説を発見して、あっという間に立ち直ってしまったわたくしでございました。。めでたしめでたし!


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ブランチアンドリーフ

by urakawasika | 2009-11-09 12:14 | Comments(0)

「謎の1セント硬貨」 マクドナルドの謎   

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最近読んで面白かった本の話をしましょう。
宇宙飛行士の向井千秋さんのご主人、向井万起男さんが最近書いた、「謎の1セント硬貨」という本です。万起男さんは、千秋さんが時の人だった頃に、奥様のことを書いた 「君についていこう」 がえらく受けて、すっかり人気者になったドクターです。私も、「君についていこう」では、千秋さんの性格を、「みなしご一人旅」と表現したその表現力にすっかり魅了された一人です。このたび、奥様といっしょの、アメリカ体験を書いたこの本は、読む前から期待十分。思わず買ってしまいました。


 慶応大学の病理学のドクターである万起男ちゃんは(奥様が呼ぶ愛称)、宇宙飛行士の奥様に会いに、ジョンソン宇宙センターのあるテキサス州ヒューストンに、年に何度か行くわけですが、当然日本人として、アメリカの不思議にぶつかるわけです。凡人は「何で?」が生まれてきてもそのままですが、万起男ちゃんは、いちいちアメリカの関係筋に丁寧なメールを送り、疑問を解消すべく努力を重ねるのです。その結果生まれた、新しい万起男ちゃん的アメリカ文化論ができあがりました。どの章もおもしろかったのですが、特に、私がびっくりしたのは、「マクドナルド万歳!」という章です。だって、私もずっとこっそり時々やっていたんですもの・・・
 

アメリカで車で旅行していると、結構困るのがトイレの問題だそうです。そんな時とってもありがたいのが、マックの存在だというのです。なぜなら、アメリカのどのマックも、トイレが、レジから見えないサイドの入り口のすぐそばにあるからだ、というのです。お店で買い物をしないのに、トイレだけ借りるというのは、心苦しいものです。でも、マックは、そういう造りになっているので、何とも失敬しやすくありがたい、というのです。一つ二つの店舗がそうか、と思ったら、どこもそうだというのです。
 トイレだけ借りにくるやからが発生することを予想していないのか、あえてそうしているのか・・・・万起男ちゃんは勇敢にも、アメリカのとあるサイトに質問メールを送ります。
 答えは「マクドナルドは、店で何も買わない人でもトイレを使ってかまわないという方針を実践しているんだ」そうな・・・


 実は、さち先生も、近くのマックで、時々トイレだけ使わせていただいていました。裏の方のドアのすぐ近くにトイレがあって、実に借りやすいのです。そこのモールに行ったとき、他のお店のトイレは、いちいち貸してください・・とか言って使わせていただかなきゃいけないので、とってもありがたいのです。でもそれは、自分だけが発見したアイデアくらいに思っていたのです。まさか、マックの手中にあったとは・・・・
 万起男ちゃんも、その結果、嫌いなハンバーガーまで食べるようになり、私もちょっと心が痛むので、ちょいちょい、好意的にマックを食べたりするのです。
 なんか、すごくびっくりしました。  もしかして、マックのトイレ借りの常習犯いませんか?こういうことだったんですって。しめしめなんてトイレを借りたあなた、マックの手のひらで遊ばれていたって訳・・・。

 タイトルの「謎の1セント硬貨」も面白かったですよ。興味がある方は読んでみてください。うちの待合室においています。

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by urakawasika | 2009-11-02 01:00 | さち先生ブログ | Comments(0)