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花子とアン と 聖書   

   NHK朝の連続ドラマの「花子とアン」をずっと見てました。
 このドラマは、あの有名な小説 「赤毛のアン」を初めて、日本語に訳して、日本の少女達に紹介して、ブームの火付け役になった、翻訳者 村岡花子の伝記的ドラマです。

 先月で終わってしまいましたが、毎日せっせと見ておりました。

 当時の文学少女がそうであったように、さち先生も、小中学校時代「赤毛のアン」にはまっておりました。もちろん、村岡花子訳で読みました。あの頃は、村岡花子さん以外が訳した赤毛のアンは、存在しなかったのではなかろうか・・と思うほど、アンといえば、村岡花子でした。

 今回のドラマを見て、村岡花子が、貧家の娘として生まれ、父親の、新しい感覚にしたがい、東京の女学校に、学費免除学生として入り、苦労して、赤毛のアンを訳すにいたった。ということを、初めて知りました。

 さち先生は、何しろ、中学の頃、
「親愛なるギルバート様」
という、ぶっとんでしまうような書き出しではじまる日記を、中学時代に、1年間くらい書いておりました。(汗)

ギルバートと言えば、アンの幼なじみで、後の旦那さんになる青年です。

 自分がアンになった気分で、そういうことをしていたなんて、私にも、かわいい、少女時代があったのですよね~。ははは・・・信じられんけど。
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 それはさておき、村岡花子の生涯をドラマで見ていて、とても感心したことがありました。

 それは、この村岡花子とモンゴメリーには大きな共通点があったということです。それは聖書です。

 花子の生涯に大きな影響を及ぼした父親は、実は、その頃まだ少なかったキリスト教の教えを信じていました。その頃、日本に来ていた、宣教師のもと、聖書にふれ、クリスチャンとなったようです。
 彼は、今までの日本の教育とは異なった、聖書の教えを信じ、人間にとって、男も女もない・・・女性だって、教育が必要だと思ったのかもしれません。それで、花子を苦労して東京の女学校にやったのかもしれません。

 貧家の父親というには、あまりにも、新しい感覚です。

 また、村岡花子自身も、その影響を多く受けているに違いないと思われます。劇中に出てくる、彼女の結婚式では、その当時であれば、きわめてレアな、牧師の前で行う、キリスト教式でした。後に、調べてみたら、村岡花子自身も、洗礼を受け、父親と同じクリスチャンとなっていたようです。

 実は、赤毛のアンの作者 モンゴメリーも、牧師婦人です。その影響は、赤毛のアンのいたるところに見られます。

 それが、アンの物語の縦糸となって、人の心に届きます。

 村岡花子訳の日本語のアンは、聖書を知るモンゴメリーと、日本ではまだまだレアな、クリスチャンの村岡花子の素晴らしい共同作業で、世に出されたと言ってもいいのではないでしょうか。

きっと、互いのベースに同じ聖書を理解するものということがあって、村岡花子訳のアンは、誰が訳するよりも、深く耕され、日本の少女達に届けられたのではないでしょうか。

聖書を愛読書とするさち先生は、そういう視点から「花子をアン」を楽しんで見させていただきました。また、時間があったら、村岡花子訳の「赤毛のアン」を何十年ぶりかに、読み返してみたいものです。


そういえば、今年のNHKは、日曜の大河ドラマも、クリスチャン大名の黑田官兵衛を描いた、「軍士官兵衛」だし、なんか、聖書づいてますね。聖書は、世界の永遠のベストセラー、読んでみるとおもしろいですよ。 

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by urakawasika | 2014-10-04 17:02 | この映画見てみて! | Comments(0)