うらかわ歯科の新人君。CTレントゲン   

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  うらかわ歯科の今年の一大ニュースは、年頭に、レントゲンシステムが最新のものになったことです。 
CTが撮れるデジタル機に入れ替えました。多大なる出費です。やれやれ。
 でも、入ってしまうと、もうあとには戻れません。すさまじい恩恵にあやかっています。CTなどは、ただ一言すごい!につきます。
IT技術で、骨格、歯もろとも、三次元に組み直して、目の前で、立体化して見せてくれます。今のドクターは、卒業したてで、こういうのが、あって当たり前になるのだから、ハッピーと言っていいのかもしれません。

だいたい、小さな一診療所がCTを持つなんてこと、世界広しと言えども、一部の先進国にしかありません。なんたって、世界のCTの半分以上は日本にあるそうで、私たちの常識は、世界の非常識と言われてもしかたありません。

 うらかわ歯科に以前あったアナログのレントゲン機は、業者に引き取られていきました。日本国にあっては、古い機械かもしれませんが、これも、後進国に持って行くと、現役ばりばりに活躍して、患者さんのためにたくさん貢献します。
 それに、後進国に持って行くんだったら、デジタル機器より、こういう昔からあるアナログ機器の方が、ずっと現実的です。パソコンの不調が少しでもあれば、まったく使えない代物になる繊細なデジタル機器は、日本にあってこそ、活躍できます。

 業者さんが、長年つれそった、うちのレントゲンを撤去して持っていく時に、こっそり、私は、レントゲンに手をおいて祈りました。
どうぞ、我が家のこのレントゲン君が、まだまだどこかで、たくさんの人の役にたつように。できれば、遠い国で、見ず知らずの人の病を治すお手伝いができるように。

 今頃、彼は、どこでどうしていることやら。
 まだまだ使えたあのロートルは、すっかり、うらかわ歯科医院では忘れ去られてしまいましたが、どこかの国で、今も大活躍してくれていたらいいな~と思います。

 しかし、素晴らしい機能のCTも、まだまだちょっと完璧に操作できてない私です。患者さんをセッティングしながら、
「え~っと、この設定で良かった~?」
とか、マスターの早い若いスタッフの手をとっております。

 時々、連携するパソコンがフリーズしたりして・・・サポートセンターに電話したり。機器の癖をつかむのにもちょっと手間がかかります。

 たぶん、皆さんが、定期検診においでになられるときは、スムーズになっていると信じましょう。(笑)
 でもね~。こんなベストな機器で治療をするのが、当たり前になってる日本人のドクターが、医療後進国に派遣されたら、たぶん、切り替えに随分時間がかかることでしょうね~。

# by urakawasika | 2015-02-09 12:06 | うらかわ歯科エピソード | Comments(0)

2015年、昭和も遠くなりにけり   

 新しい年になりました。平成が27年目になるなんて、あ~なんと、月日の経つのが早いことよ!
私は、昭和の最後の年を、大学病院の口腔外科で迎えました。昭和天皇が危篤状態を迎えられて、その頃どのテレビも、昭和天皇の御病態を伝える番組一色になってました。そして、天皇が崩御されると、20代のうら若き私も、かなりのショックを受けたのを覚えてます。昭和は終わった!

 それから、医局時代にベルリンの壁崩壊も経験しました。医局の同僚が、同時期にヨーロッパに行って、ベルリンの壁の一部を手に入れて戻ってきたこともありました。
 自分は、激動の時代にいるのかな~・・・でも、きっと、良い時代になっていくのだろう、なんて思ったかもしれません。エポックメイキングなできごとだったのに、けっこう、その時の感想なんて、あんまり覚えていません。
 
 もしかしたら、社会のことよりも、自分の仕事のこととか、これからの進路のこととか、そういうことで、頭がいっぱいだったのかもしれません。若いというのは、良きにつけ、、悪しきにつけ、そういうものかもしれないですね。

 さて、それから、27年です。お~・・・世界は、冷戦が終わったけれど、ちっとも平和になんかなっていませんでした。。アメリカの一国覇権主義が台頭して、ずいぶん、こっそりと日本もひどいめにあいました。
  そして、今年念頭のニュースを見れば、それに対抗するように、テロリズムが頭をもたげて、冷戦の時代より、さらなる核のの驚異にもさらされています。

 やれやれ、人間の力では、この世は、理想郷にはならないようですね。

暮らしに目をやれば、バブルがはじけた、とさわいでいた頃より、もっともっと大変な状態になっていて、今年は、どんな年になっていくのだろう・・と不安になっていきます。

でも、昔と比較して、すぐに、悲観的になったりするのは、かなり長いこと、私が生きてきたからであって、若い人たちは、生まれた時から、こんな感じだから、たくましいものです。

 「昔は、銀行金利だって、もっとあって、10万円貯金してたら、何年かで、すぐ何万円か増えてたよ。今は、それだけ、日本人の資産はかすめとられてるんじゃないの?」
なんて、私がぼやいても、若いスタッフは、
「へ~、そうなんですかあ?」
と、年寄りの思い出話と、にこにこ聞いてます。

 そうだよね~。知らないんだもん。しかたないよね。楽しそうににこにこしているスタッフに、なんだか力強いものを感じます。
 そう、若者の生きる力こそ、どの時代も、国の宝かもしれませんね。・・・なんか、ほっとするさち先生でした。今年も、とにかく、真剣に生き抜こう、と、決心する次第であります。


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# by urakawasika | 2015-01-15 15:23 | 季節 | Comments(0)

クリスマス、1年間ありがとう   

 クリスマスシーズンになると、毎年のように、あまりに早く過ぎ去った1年を思います。
 ちまたでは、クリスマス商戦まっさかり。近くの大型スーパーは、日曜ともなると、人でごったがえしています。
 クリスマスはプレゼントがつきもの・・・なぜクリスマスにプレゼントを贈るのでしょう。これは聖書にもとづいています。聖書は、この世界を造られた神が、人類への最高のプレゼントとして、世に、キリストを誕生させたということを語っています。知ってると思いますが、クリスマスは、イエスキリストの誕生日です。聖書を信じる人たちは、この神の愛に感謝し、自らも、隣人に贈り物をしました。
 でも、もはや、ちまたのクリスマスは、オリジナルな出来事を知らずして、プレゼントだけ、サンタさんとともに定着してしまいましたね。

 さて、ちなみに、我が家は、昔から、サンタさんは来ません。ささやかにも、クリスチャンホームの我が家は、イエスキリストの生誕をお祝いしますが、サンタさん神話はなくて、ついでに言うと、プレゼントも、あったりなかったりです。
 なんたって、我が家の子に限らず、日本の子ども達は、普段から、色んなところで、物にあふれた生活をしてます。我が家の子ども達も、この恩恵のもと、文房具だって、必要を十分に満たすだけ持っているし、洋服だって、高級品はなくても、何枚も持ってます。何しろ、日本は、安くて良い品にあふれ、親切な友人達は、きれいなお下がりを惜しげもなく下さいます。子どもは、ほしい、と訴える前から、すでに与えられます。親が与えなくても、色んなところで与えていただける環境です。食べ物だって、あふれるほどあるのが当たり前。家になくたって、スーパーに行けば、何でも買えます。

 だから、その上、さらに、クリスマスに何がいるというの??
と、私は思ってしまうのです。我が家は、おもちゃをあまり買い与えないようにしてますが、たまたま、ずっとリクエストされているものが、とりあえず、クリスマスシーズンにかかっていれば、まあ、クリスマスプレゼントという名目がつきますが、そういうものが、この時期なければ、とくに、プレゼントはありません。

 この日は、世の中の、恵まれない大変なところにいる、どこかの隣人のために、何かをしてあげる日、となります。ちょっとした寄付をしたりすることもあるし、特に何かをしなくても日頃、無関心で過ごしてしまった虐げられた人たちに想いをはせて、祈りましょう。

 この時期になると、自分の過ごした一年が神に守られ、色んなことはあったけど、多くの人のおかげで、平安に過ごせたことを感謝します。
 一昔前の日本人は、戦争をしていた時代に生きていた人たちもいるし、食べるものがろくにない暮らしをしいられた先人達も普通にいます。とりあえず、食事が十分にあって、普通に夜が来て、また、朝になり、あたりまえの日常生活が安心して送れていることは、なんという恵みでしょう。

 年明けは、うらかわ歯科医院のレントゲンは、CTが撮れる最新のものにかわります。世界のCTのうち、半分以上が日本にあるのをご存じですか?当たり前と思っている、日本の環境は、世界の常識ではありません。
 我が身を振り返れば、あたりまえ・・・と思って、感謝を忘れていることは、なんと多くあるでしょうか。感謝を忘れると、人は、どんどん変な方向へ突っ走っていきます。クリスマスは、すべての恵みに感謝して、誰かに何かをする日にしたいです。とりあえずは、日頃感謝を伝えそびれている、もっとも身近な人に、「ありがとう」。


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# by urakawasika | 2014-12-12 10:55 | 季節 | Comments(0)

どこで役にたつかわからないものが教養だ。茂木健一郎氏   

  最近忙しくて、本好きなさち先生ですが、雑誌さえ読む暇がありません。
先日待ち時間のために、本棚から昔読んだ本を携帯しました。
茂木健一郎氏の
「読む書く話す」脳の活用術

その中に、
「どこで役にたつかわからないのが教養である」
と書いてありました。ほ~、なるほどな~と思いつつ、ところで、教養なんて言葉、最近死語になってない?と思う私です。単に私が、知識の泉で豊かに泳ぐような一人遊びを、すっかり放棄してるというだけでしょうか。

反省をしてるところに、私の昔のメモ帳が出てきました。
どんな感動的なことも、その時だけで、ちっとも頭に残らんな~、と老化した頭をなげくようになったある日、気まぐれにつけた覚え書きノートでした。読書してる本からの一節もあったし、テレビで有名人が言った一言なども殴り書きしてました。


そこには、悲しいほど、私の頭には残ってない素晴らしい名文がしたためてあるではありませんか。これを私は、一度は頭に入れようとしたということになる。

 もう一度、ここに書いたら、少しは、頭に残るかしら、ということで、抜き出してみました。

 「自分は失敗していない。まだ成功していないだけだ。」
なるほど。・・・誰の言葉なんでしょう。失敗は成功のもと、なんて陳腐なことを言わず、失敗で落胆する誰かにこんな風に言えれば、お株がぐんと上がりそうです。

 「野球のことだけ考えていても、野球はうまくなりません。」工藤公康。インテリピッチャー工藤らしいかっこいいコメントですね~。

お次は 激動のヴェトナム戦争を撮った写真家のドンマッカラン
  「自分には、もう花の写真しか撮れない」

ムツゴロウさんこと畑正憲さんが、晩年、東京のマンションにいるのと同じ? いえいえそういうことではありませんよね。すみません。
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イーストウッドの映画グラントリノのキャッチコピー(まあ、懐かしい!)
 「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を」


 たしか、グラントリノのポスターを、ある公共施設で見たときに、思わずペンを走らせたことを思い出しました。やれやれ、シチュエーションくらいは覚えていたってわけです。映画のキャッチは色々あるけど、横綱クラスだと思いませんか。実際の映画を見て、またため息だったですね。映画の味噌をここまで純粋に抽出してるキャッチもめずらしいです。
 
悲劇の最中には、悲劇を直視しようとしない真理が働く。

 災害のおこりぎわに、逃げ遅れた人たちの心理でしょうか。

コロンブスの前にだけ海があったわけではない。
 これは、院長が言ったと書いてました。へ~、オリジナルなら我が夫ながらすごいけど。


貧困と貧乏は違う。貧乏は、人間関係は、充実している。貧困は孤独である。
民主党時代、年越し派遣村で有名になった湯浅誠氏の言葉でした。あ~、民主党の時代から、どれだけ月日が流れたのだろう。日本はますます悪くなっていくような・・・


まあ、こんな感じです。改めて、すごいね~。日々の生活の中で、ぼんやりすごさずにいたら、忙しくしてても、教養は磨かれるかもですね~。まさに、教養とは、どこで役にたつかわからない。またメモはじめてみようかな。
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# by urakawasika | 2014-11-13 19:56 | 書評 | Comments(2)