どこで役にたつかわからないものが教養だ。茂木健一郎氏   

  最近忙しくて、本好きなさち先生ですが、雑誌さえ読む暇がありません。
先日待ち時間のために、本棚から昔読んだ本を携帯しました。
茂木健一郎氏の
「読む書く話す」脳の活用術

その中に、
「どこで役にたつかわからないのが教養である」
と書いてありました。ほ~、なるほどな~と思いつつ、ところで、教養なんて言葉、最近死語になってない?と思う私です。単に私が、知識の泉で豊かに泳ぐような一人遊びを、すっかり放棄してるというだけでしょうか。

反省をしてるところに、私の昔のメモ帳が出てきました。
どんな感動的なことも、その時だけで、ちっとも頭に残らんな~、と老化した頭をなげくようになったある日、気まぐれにつけた覚え書きノートでした。読書してる本からの一節もあったし、テレビで有名人が言った一言なども殴り書きしてました。


そこには、悲しいほど、私の頭には残ってない素晴らしい名文がしたためてあるではありませんか。これを私は、一度は頭に入れようとしたということになる。

 もう一度、ここに書いたら、少しは、頭に残るかしら、ということで、抜き出してみました。

 「自分は失敗していない。まだ成功していないだけだ。」
なるほど。・・・誰の言葉なんでしょう。失敗は成功のもと、なんて陳腐なことを言わず、失敗で落胆する誰かにこんな風に言えれば、お株がぐんと上がりそうです。

 「野球のことだけ考えていても、野球はうまくなりません。」工藤公康。インテリピッチャー工藤らしいかっこいいコメントですね~。

お次は 激動のヴェトナム戦争を撮った写真家のドンマッカラン
  「自分には、もう花の写真しか撮れない」

ムツゴロウさんこと畑正憲さんが、晩年、東京のマンションにいるのと同じ? いえいえそういうことではありませんよね。すみません。
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イーストウッドの映画グラントリノのキャッチコピー(まあ、懐かしい!)
 「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を」


 たしか、グラントリノのポスターを、ある公共施設で見たときに、思わずペンを走らせたことを思い出しました。やれやれ、シチュエーションくらいは覚えていたってわけです。映画のキャッチは色々あるけど、横綱クラスだと思いませんか。実際の映画を見て、またため息だったですね。映画の味噌をここまで純粋に抽出してるキャッチもめずらしいです。
 
悲劇の最中には、悲劇を直視しようとしない真理が働く。

 災害のおこりぎわに、逃げ遅れた人たちの心理でしょうか。

コロンブスの前にだけ海があったわけではない。
 これは、院長が言ったと書いてました。へ~、オリジナルなら我が夫ながらすごいけど。


貧困と貧乏は違う。貧乏は、人間関係は、充実している。貧困は孤独である。
民主党時代、年越し派遣村で有名になった湯浅誠氏の言葉でした。あ~、民主党の時代から、どれだけ月日が流れたのだろう。日本はますます悪くなっていくような・・・


まあ、こんな感じです。改めて、すごいね~。日々の生活の中で、ぼんやりすごさずにいたら、忙しくしてても、教養は磨かれるかもですね~。まさに、教養とは、どこで役にたつかわからない。またメモはじめてみようかな。
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# by urakawasika | 2014-11-13 19:56 | 書評 | Comments(2)

花子とアン と 聖書   

   NHK朝の連続ドラマの「花子とアン」をずっと見てました。
 このドラマは、あの有名な小説 「赤毛のアン」を初めて、日本語に訳して、日本の少女達に紹介して、ブームの火付け役になった、翻訳者 村岡花子の伝記的ドラマです。

 先月で終わってしまいましたが、毎日せっせと見ておりました。

 当時の文学少女がそうであったように、さち先生も、小中学校時代「赤毛のアン」にはまっておりました。もちろん、村岡花子訳で読みました。あの頃は、村岡花子さん以外が訳した赤毛のアンは、存在しなかったのではなかろうか・・と思うほど、アンといえば、村岡花子でした。

 今回のドラマを見て、村岡花子が、貧家の娘として生まれ、父親の、新しい感覚にしたがい、東京の女学校に、学費免除学生として入り、苦労して、赤毛のアンを訳すにいたった。ということを、初めて知りました。

 さち先生は、何しろ、中学の頃、
「親愛なるギルバート様」
という、ぶっとんでしまうような書き出しではじまる日記を、中学時代に、1年間くらい書いておりました。(汗)

ギルバートと言えば、アンの幼なじみで、後の旦那さんになる青年です。

 自分がアンになった気分で、そういうことをしていたなんて、私にも、かわいい、少女時代があったのですよね~。ははは・・・信じられんけど。
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 それはさておき、村岡花子の生涯をドラマで見ていて、とても感心したことがありました。

 それは、この村岡花子とモンゴメリーには大きな共通点があったということです。それは聖書です。

 花子の生涯に大きな影響を及ぼした父親は、実は、その頃まだ少なかったキリスト教の教えを信じていました。その頃、日本に来ていた、宣教師のもと、聖書にふれ、クリスチャンとなったようです。
 彼は、今までの日本の教育とは異なった、聖書の教えを信じ、人間にとって、男も女もない・・・女性だって、教育が必要だと思ったのかもしれません。それで、花子を苦労して東京の女学校にやったのかもしれません。

 貧家の父親というには、あまりにも、新しい感覚です。

 また、村岡花子自身も、その影響を多く受けているに違いないと思われます。劇中に出てくる、彼女の結婚式では、その当時であれば、きわめてレアな、牧師の前で行う、キリスト教式でした。後に、調べてみたら、村岡花子自身も、洗礼を受け、父親と同じクリスチャンとなっていたようです。

 実は、赤毛のアンの作者 モンゴメリーも、牧師婦人です。その影響は、赤毛のアンのいたるところに見られます。

 それが、アンの物語の縦糸となって、人の心に届きます。

 村岡花子訳の日本語のアンは、聖書を知るモンゴメリーと、日本ではまだまだレアな、クリスチャンの村岡花子の素晴らしい共同作業で、世に出されたと言ってもいいのではないでしょうか。

きっと、互いのベースに同じ聖書を理解するものということがあって、村岡花子訳のアンは、誰が訳するよりも、深く耕され、日本の少女達に届けられたのではないでしょうか。

聖書を愛読書とするさち先生は、そういう視点から「花子をアン」を楽しんで見させていただきました。また、時間があったら、村岡花子訳の「赤毛のアン」を何十年ぶりかに、読み返してみたいものです。


そういえば、今年のNHKは、日曜の大河ドラマも、クリスチャン大名の黑田官兵衛を描いた、「軍士官兵衛」だし、なんか、聖書づいてますね。聖書は、世界の永遠のベストセラー、読んでみるとおもしろいですよ。 

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# by urakawasika | 2014-10-04 17:02 | この映画見てみて! | Comments(0)

真っ赤なおしっこ・・・みなさん気をつけて   

  先日、診療中に突然尿意がおそってきて、あわててトイレに行きました。でも、またすぐ行きたくなって行ったのですが、おしっこが出ません。でも、なんだか、痛い。よくよく見ると、なんと、真っ赤なおしっこです。
「なんじゃ、これは~・・・」
朝まで、なんともなかったのに、だんだん、おしっこする時の痛みが激しくなっていくではありませんか。

「やだやだ、これは、何なの??」
さち先生久々にあわてました。ちょっと、どうしよう。
 とりあえず、スタッフをつかまえては、手当たり次第に、症状を訴えます。
「先生、それは膀胱炎です! 私はよくなりますからわかります。だんだん眠れないくらい痛くなるので、早く病院行って下さい。」

え、そうなのか。これが、よくみなさんがかかる膀胱炎というものなのか~、と合点して、ちょっくら診療をぬけて、いつもお世話になる、ご近所の内科の先生のとこにかけつけました。行くと、真っ先に尿をとられました。
な、な、なんと、トマトジュースみたいな真っ赤な尿です。うひゃ~。それに、いたたたた・・・・

結局、スタッフの言うのは、ビンゴで、典型的な膀胱炎でした。

 この病気は、膀胱で、たくさんの菌が繁殖することで、膀胱の粘膜が炎症をおこす病気です。ひどくなると、その病原菌は、腎臓までとどいて、次に、腎炎になります。幸い、私は、腎炎は免れてましたが、けっこうひどい様子で、先生に気の毒がられました。

 膀胱には、正常な状態でも、常在菌という菌がいて、おしっこを、やたらにがまんしてる生活なんぞをすると、たまったおしっこの中で菌が繁殖するのだそうです。普段は、繁殖する前に、ちゃっちゃとおしっこで、排出しちゃうので、そんなに大量にたまらないらしいのですが、おしっこをがまんしてなかなか行かない人は、要注意なんだそうです。

 それに、お水を摂取しない人もだめで、どうしてかと言うと、おしっこの出し方が減ってしまうので、これまた、菌が増殖しやすいのだとか。

 なるほど、我が身を、省みると、どっちもあてはまります。診療中は、忙しいので、つい、トイレに行くのを後回しにしてしまうし、やっぱり、水を飲まずに、せっせと長時間診療したりしてます。

 う~ん。これは、考えてみれば、私だけに限らず、せっせと働く日本のみなさんは、誰でもかかっておかしくない病気ですよね~。

 もしやと思って、スタッフ何人かに聞いてみたら、
「あ、先生は初めてなったのですか?」
と逆にびっくりされてしまいました。


う~ん。そうなのか~。
それで、さっそく、スタッフミーティングで、
「皆さん、患者さんをちょっとお待たせすることがあっても、トイレは我慢しないでね。タイミングをみはからって、尿意が無いときでも、定期的にトイレに行ってくださいね~。お水もじゃんじゃん飲んでちょうだい。スタッフルームに、くもがくれしても、別におこんないからね~。」

と通達しました。
皆さん、スタッフのトイレタイム、すみませんが、どうぞ、ちょっと多めにみてくださいませね~(笑)

あ、それから、膀胱炎は、優秀な抗生剤をちゃんと飲むと、ちゃんと治るので、さち先生と同じ経験をしたら、すぐに、内科に飛び込んで下さい。泌尿器科がなくても、内科の先生は、ちゃんと治して下さいますよ~。

# by urakawasika | 2014-09-12 20:35 | 健康,体、病気 | Comments(0)

トッキュージャーにぎゃー!   

  戦隊もの・・・といえば、私の子ども時代は、仮面ライダー。ウルトラマン・・・私が見てたのは、何号だったのか。たぶん、初代だろうね・・
もう、ああいうのを見なくなって、ず~~いぶん経つわけですが、最近、すごいヒーローを見てしまいました。

 初めてテレビで目にした時に、私は、あっけにとられてしまいまいした。すすす・・・すごい!!!これは、すごい。

何だと思います? もったいつけてますが・・・・
それは、何を隠そう「列車戦隊トッキュウジャー」ですよ!
もう、初めて目にした時は、くらくらしました。列車と言えば、男の子のあこがれです。何で、あんな四角いものに、そこまで魅了されるのかしら、といぶかしくさえ思うくらい、男の子はくいつきます。大人になっても、そこから卒業せず、電車おたくという男性もわんさかいますしね。

 でも、戦隊ものも、男の子は好きです。だから、くっつけたというのか???

 コンセプトはわかります。でも、電車をたてにして、いくつもくっつけて、人型ロボットにするなんて、こんなすごいこと普通じゃ考えられない・・・第一、たてにしたら、乗客もみんな座席から滑り落ちてしまいますよ。あの、銀河鉄道999だって、こんな垂直位置まで立ったことはありません!

 たぶん、キャラクターを考えるとき、クリエーターは、メモ書きして、羅列したと思います。男の子の好きなもの
乗り物、戦隊ヒーロー、etc・・でも、その結論が、このトッキュウジャーだとしたら、頭が柔らかすぎる!第一、企画を通した責任者もすごすごぎる!  負けた~と思いました。

なんか、さち先生、ひさびさに、気持ちの良い発想の泉を見させていただきました。(笑)

なんかね~。あの、天才絵本作家の長新太の絵本を見てる気分でした。


あ、長新太知りません? 図書館の絵本コーナーに行ったらわんさかありますよ。

彼は子どもの絵本のヒーローです。子どもは絶対笑う。あまりにおかしすぎて、子どもは笑う。それに、一部の大人も絶対笑う。なんたって、ばかばかしすぎて・・・・。でも、絶対誰も書けないストーリーと絵です。。爆笑です。

トッキュウージャーと長新太・・・なるほど、と言ってくれる人・・・さち先生とつぼが同じです。

あ、トッキュージャーと長新太、どっちも知らない? それはもったいないです~。うらかわ歯科医院に来られたら、私が解説いたしやしょう!

 まあ、その前に、トッキュージャーと是非検索してみてください。

# by urakawasika | 2014-08-09 16:10 | こんなの知ってます? | Comments(4)