クリスマス、1年間ありがとう   

 クリスマスシーズンになると、毎年のように、あまりに早く過ぎ去った1年を思います。
 ちまたでは、クリスマス商戦まっさかり。近くの大型スーパーは、日曜ともなると、人でごったがえしています。
 クリスマスはプレゼントがつきもの・・・なぜクリスマスにプレゼントを贈るのでしょう。これは聖書にもとづいています。聖書は、この世界を造られた神が、人類への最高のプレゼントとして、世に、キリストを誕生させたということを語っています。知ってると思いますが、クリスマスは、イエスキリストの誕生日です。聖書を信じる人たちは、この神の愛に感謝し、自らも、隣人に贈り物をしました。
 でも、もはや、ちまたのクリスマスは、オリジナルな出来事を知らずして、プレゼントだけ、サンタさんとともに定着してしまいましたね。

 さて、ちなみに、我が家は、昔から、サンタさんは来ません。ささやかにも、クリスチャンホームの我が家は、イエスキリストの生誕をお祝いしますが、サンタさん神話はなくて、ついでに言うと、プレゼントも、あったりなかったりです。
 なんたって、我が家の子に限らず、日本の子ども達は、普段から、色んなところで、物にあふれた生活をしてます。我が家の子ども達も、この恩恵のもと、文房具だって、必要を十分に満たすだけ持っているし、洋服だって、高級品はなくても、何枚も持ってます。何しろ、日本は、安くて良い品にあふれ、親切な友人達は、きれいなお下がりを惜しげもなく下さいます。子どもは、ほしい、と訴える前から、すでに与えられます。親が与えなくても、色んなところで与えていただける環境です。食べ物だって、あふれるほどあるのが当たり前。家になくたって、スーパーに行けば、何でも買えます。

 だから、その上、さらに、クリスマスに何がいるというの??
と、私は思ってしまうのです。我が家は、おもちゃをあまり買い与えないようにしてますが、たまたま、ずっとリクエストされているものが、とりあえず、クリスマスシーズンにかかっていれば、まあ、クリスマスプレゼントという名目がつきますが、そういうものが、この時期なければ、とくに、プレゼントはありません。

 この日は、世の中の、恵まれない大変なところにいる、どこかの隣人のために、何かをしてあげる日、となります。ちょっとした寄付をしたりすることもあるし、特に何かをしなくても日頃、無関心で過ごしてしまった虐げられた人たちに想いをはせて、祈りましょう。

 この時期になると、自分の過ごした一年が神に守られ、色んなことはあったけど、多くの人のおかげで、平安に過ごせたことを感謝します。
 一昔前の日本人は、戦争をしていた時代に生きていた人たちもいるし、食べるものがろくにない暮らしをしいられた先人達も普通にいます。とりあえず、食事が十分にあって、普通に夜が来て、また、朝になり、あたりまえの日常生活が安心して送れていることは、なんという恵みでしょう。

 年明けは、うらかわ歯科医院のレントゲンは、CTが撮れる最新のものにかわります。世界のCTのうち、半分以上が日本にあるのをご存じですか?当たり前と思っている、日本の環境は、世界の常識ではありません。
 我が身を振り返れば、あたりまえ・・・と思って、感謝を忘れていることは、なんと多くあるでしょうか。感謝を忘れると、人は、どんどん変な方向へ突っ走っていきます。クリスマスは、すべての恵みに感謝して、誰かに何かをする日にしたいです。とりあえずは、日頃感謝を伝えそびれている、もっとも身近な人に、「ありがとう」。


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# by urakawasika | 2014-12-12 10:55 | 季節 | Comments(0)

どこで役にたつかわからないものが教養だ。茂木健一郎氏   

  最近忙しくて、本好きなさち先生ですが、雑誌さえ読む暇がありません。
先日待ち時間のために、本棚から昔読んだ本を携帯しました。
茂木健一郎氏の
「読む書く話す」脳の活用術

その中に、
「どこで役にたつかわからないのが教養である」
と書いてありました。ほ~、なるほどな~と思いつつ、ところで、教養なんて言葉、最近死語になってない?と思う私です。単に私が、知識の泉で豊かに泳ぐような一人遊びを、すっかり放棄してるというだけでしょうか。

反省をしてるところに、私の昔のメモ帳が出てきました。
どんな感動的なことも、その時だけで、ちっとも頭に残らんな~、と老化した頭をなげくようになったある日、気まぐれにつけた覚え書きノートでした。読書してる本からの一節もあったし、テレビで有名人が言った一言なども殴り書きしてました。


そこには、悲しいほど、私の頭には残ってない素晴らしい名文がしたためてあるではありませんか。これを私は、一度は頭に入れようとしたということになる。

 もう一度、ここに書いたら、少しは、頭に残るかしら、ということで、抜き出してみました。

 「自分は失敗していない。まだ成功していないだけだ。」
なるほど。・・・誰の言葉なんでしょう。失敗は成功のもと、なんて陳腐なことを言わず、失敗で落胆する誰かにこんな風に言えれば、お株がぐんと上がりそうです。

 「野球のことだけ考えていても、野球はうまくなりません。」工藤公康。インテリピッチャー工藤らしいかっこいいコメントですね~。

お次は 激動のヴェトナム戦争を撮った写真家のドンマッカラン
  「自分には、もう花の写真しか撮れない」

ムツゴロウさんこと畑正憲さんが、晩年、東京のマンションにいるのと同じ? いえいえそういうことではありませんよね。すみません。
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イーストウッドの映画グラントリノのキャッチコピー(まあ、懐かしい!)
 「俺は迷っていた、人生の締めくくり方を。
少年は知らなかった、人生の始め方を」


 たしか、グラントリノのポスターを、ある公共施設で見たときに、思わずペンを走らせたことを思い出しました。やれやれ、シチュエーションくらいは覚えていたってわけです。映画のキャッチは色々あるけど、横綱クラスだと思いませんか。実際の映画を見て、またため息だったですね。映画の味噌をここまで純粋に抽出してるキャッチもめずらしいです。
 
悲劇の最中には、悲劇を直視しようとしない真理が働く。

 災害のおこりぎわに、逃げ遅れた人たちの心理でしょうか。

コロンブスの前にだけ海があったわけではない。
 これは、院長が言ったと書いてました。へ~、オリジナルなら我が夫ながらすごいけど。


貧困と貧乏は違う。貧乏は、人間関係は、充実している。貧困は孤独である。
民主党時代、年越し派遣村で有名になった湯浅誠氏の言葉でした。あ~、民主党の時代から、どれだけ月日が流れたのだろう。日本はますます悪くなっていくような・・・


まあ、こんな感じです。改めて、すごいね~。日々の生活の中で、ぼんやりすごさずにいたら、忙しくしてても、教養は磨かれるかもですね~。まさに、教養とは、どこで役にたつかわからない。またメモはじめてみようかな。
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# by urakawasika | 2014-11-13 19:56 | 書評 | Comments(2)

花子とアン と 聖書   

   NHK朝の連続ドラマの「花子とアン」をずっと見てました。
 このドラマは、あの有名な小説 「赤毛のアン」を初めて、日本語に訳して、日本の少女達に紹介して、ブームの火付け役になった、翻訳者 村岡花子の伝記的ドラマです。

 先月で終わってしまいましたが、毎日せっせと見ておりました。

 当時の文学少女がそうであったように、さち先生も、小中学校時代「赤毛のアン」にはまっておりました。もちろん、村岡花子訳で読みました。あの頃は、村岡花子さん以外が訳した赤毛のアンは、存在しなかったのではなかろうか・・と思うほど、アンといえば、村岡花子でした。

 今回のドラマを見て、村岡花子が、貧家の娘として生まれ、父親の、新しい感覚にしたがい、東京の女学校に、学費免除学生として入り、苦労して、赤毛のアンを訳すにいたった。ということを、初めて知りました。

 さち先生は、何しろ、中学の頃、
「親愛なるギルバート様」
という、ぶっとんでしまうような書き出しではじまる日記を、中学時代に、1年間くらい書いておりました。(汗)

ギルバートと言えば、アンの幼なじみで、後の旦那さんになる青年です。

 自分がアンになった気分で、そういうことをしていたなんて、私にも、かわいい、少女時代があったのですよね~。ははは・・・信じられんけど。
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 それはさておき、村岡花子の生涯をドラマで見ていて、とても感心したことがありました。

 それは、この村岡花子とモンゴメリーには大きな共通点があったということです。それは聖書です。

 花子の生涯に大きな影響を及ぼした父親は、実は、その頃まだ少なかったキリスト教の教えを信じていました。その頃、日本に来ていた、宣教師のもと、聖書にふれ、クリスチャンとなったようです。
 彼は、今までの日本の教育とは異なった、聖書の教えを信じ、人間にとって、男も女もない・・・女性だって、教育が必要だと思ったのかもしれません。それで、花子を苦労して東京の女学校にやったのかもしれません。

 貧家の父親というには、あまりにも、新しい感覚です。

 また、村岡花子自身も、その影響を多く受けているに違いないと思われます。劇中に出てくる、彼女の結婚式では、その当時であれば、きわめてレアな、牧師の前で行う、キリスト教式でした。後に、調べてみたら、村岡花子自身も、洗礼を受け、父親と同じクリスチャンとなっていたようです。

 実は、赤毛のアンの作者 モンゴメリーも、牧師婦人です。その影響は、赤毛のアンのいたるところに見られます。

 それが、アンの物語の縦糸となって、人の心に届きます。

 村岡花子訳の日本語のアンは、聖書を知るモンゴメリーと、日本ではまだまだレアな、クリスチャンの村岡花子の素晴らしい共同作業で、世に出されたと言ってもいいのではないでしょうか。

きっと、互いのベースに同じ聖書を理解するものということがあって、村岡花子訳のアンは、誰が訳するよりも、深く耕され、日本の少女達に届けられたのではないでしょうか。

聖書を愛読書とするさち先生は、そういう視点から「花子をアン」を楽しんで見させていただきました。また、時間があったら、村岡花子訳の「赤毛のアン」を何十年ぶりかに、読み返してみたいものです。


そういえば、今年のNHKは、日曜の大河ドラマも、クリスチャン大名の黑田官兵衛を描いた、「軍士官兵衛」だし、なんか、聖書づいてますね。聖書は、世界の永遠のベストセラー、読んでみるとおもしろいですよ。 

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# by urakawasika | 2014-10-04 17:02 | この映画見てみて! | Comments(0)

真っ赤なおしっこ・・・みなさん気をつけて   

  先日、診療中に突然尿意がおそってきて、あわててトイレに行きました。でも、またすぐ行きたくなって行ったのですが、おしっこが出ません。でも、なんだか、痛い。よくよく見ると、なんと、真っ赤なおしっこです。
「なんじゃ、これは~・・・」
朝まで、なんともなかったのに、だんだん、おしっこする時の痛みが激しくなっていくではありませんか。

「やだやだ、これは、何なの??」
さち先生久々にあわてました。ちょっと、どうしよう。
 とりあえず、スタッフをつかまえては、手当たり次第に、症状を訴えます。
「先生、それは膀胱炎です! 私はよくなりますからわかります。だんだん眠れないくらい痛くなるので、早く病院行って下さい。」

え、そうなのか。これが、よくみなさんがかかる膀胱炎というものなのか~、と合点して、ちょっくら診療をぬけて、いつもお世話になる、ご近所の内科の先生のとこにかけつけました。行くと、真っ先に尿をとられました。
な、な、なんと、トマトジュースみたいな真っ赤な尿です。うひゃ~。それに、いたたたた・・・・

結局、スタッフの言うのは、ビンゴで、典型的な膀胱炎でした。

 この病気は、膀胱で、たくさんの菌が繁殖することで、膀胱の粘膜が炎症をおこす病気です。ひどくなると、その病原菌は、腎臓までとどいて、次に、腎炎になります。幸い、私は、腎炎は免れてましたが、けっこうひどい様子で、先生に気の毒がられました。

 膀胱には、正常な状態でも、常在菌という菌がいて、おしっこを、やたらにがまんしてる生活なんぞをすると、たまったおしっこの中で菌が繁殖するのだそうです。普段は、繁殖する前に、ちゃっちゃとおしっこで、排出しちゃうので、そんなに大量にたまらないらしいのですが、おしっこをがまんしてなかなか行かない人は、要注意なんだそうです。

 それに、お水を摂取しない人もだめで、どうしてかと言うと、おしっこの出し方が減ってしまうので、これまた、菌が増殖しやすいのだとか。

 なるほど、我が身を、省みると、どっちもあてはまります。診療中は、忙しいので、つい、トイレに行くのを後回しにしてしまうし、やっぱり、水を飲まずに、せっせと長時間診療したりしてます。

 う~ん。これは、考えてみれば、私だけに限らず、せっせと働く日本のみなさんは、誰でもかかっておかしくない病気ですよね~。

 もしやと思って、スタッフ何人かに聞いてみたら、
「あ、先生は初めてなったのですか?」
と逆にびっくりされてしまいました。


う~ん。そうなのか~。
それで、さっそく、スタッフミーティングで、
「皆さん、患者さんをちょっとお待たせすることがあっても、トイレは我慢しないでね。タイミングをみはからって、尿意が無いときでも、定期的にトイレに行ってくださいね~。お水もじゃんじゃん飲んでちょうだい。スタッフルームに、くもがくれしても、別におこんないからね~。」

と通達しました。
皆さん、スタッフのトイレタイム、すみませんが、どうぞ、ちょっと多めにみてくださいませね~(笑)

あ、それから、膀胱炎は、優秀な抗生剤をちゃんと飲むと、ちゃんと治るので、さち先生と同じ経験をしたら、すぐに、内科に飛び込んで下さい。泌尿器科がなくても、内科の先生は、ちゃんと治して下さいますよ~。

# by urakawasika | 2014-09-12 20:35 | 健康,体、病気 | Comments(0)