ワールドカップ,カズこの人
2010年 05月 11日
今日は、日本代表の23人が、岡田監督によって選ばれました。
なーんて言うと、さち先生、サッカーファン?と思われそうですが、何をかくそう、わたくし、サッカーにかぎらず、スポーツ観戦オンチ。家族でテレビ観戦してる時などは、全くついていけないのであります。でも、そんな私ですが、あるテレビ番組で、カズこと三浦知良氏の話を聞き、ちょっとしたファンになってしまいました。
カズは、同世代です。(ほんとかあ?)若い頃のカズのイメージといったら、ええかっこしいで、女優さんやらモデルさんやらと浮名をながしたりして、キザじゃ、という印象がありました。
でも、カズは、番組で、「ワールドカップに出られなかったところから、サッカー人生が始まった。」、と言っていました。
あの、フランスでしたっけ、岡田さんが思いっきり、カズをメンバーからはずしました。私だって印象的に覚えています。フォワードが何で、フォーメーションが何かなんて、さっぱりわからない私ですけど、なんかこれではカズがあまりにかわいそうだと同情しました。
だから、そこから、自分のサッカー人生が始まったというのには、衝撃を受けました。さらに、彼は、それまでのサッカー人生は余興だったように思うと、付け加えました。サッカーの神様が、どういう風にサッカーに取り組んでいけばいいか考える、大きな課題を自分に与えたのだと思って、サッカーと向き合っている、とも。
つまりサッカーは目的ではなく、自分の人生の旅の手段である、そういうことなのでしょうか。手段であるから、過去の名声も、まわりの雑音もまるで気にならないというのでしょうか。
やられたー・・と思いました。人は一度名声や地位を手に入れると、なかなかそれを捨てきれないものです。その立ち位置からしか物を見れなくなってしまいます。
だから、自分がその位置から転落しようものなら、すべてを失った不幸のどん底にいる気分になってしまうものです。
でも、そういう相対値ではなく、絶対値で、自分の人生を見つめて、サッカーは人生に取り組むためのひとつの課題と言い切る。なんだか僧侶みたいです。今でも、華々しい舞台とは言えないポジションで、ずっと努力を続けています。
でも、すぐにそういう境地にいたったのではなく、日本代表からもれたあと、クロアチアに移籍して出合った、一人の年配の選手がきっかけになっている、と言っていました。
その選手は、チームの誰よりもサッカーと必死で向き合い、多くの練習をこなしながら、オフになると、誰より人生を楽しんでいた。それは大人の余裕というものだった・・・と
今日もし、今いるチームに戦力外通達を出されたら?カズは答えました。自分を必要とするチームをさがしたい。自分が続けられる限りサッカーをやりたい。それが、名もなきチームであろうと。
うーん。なかなか言えることではありませんよね。
ちょっと不器用なくらい一直線でもあります。すごい!不必要なものをすっぱり捨てきれた人のすがすがしさというか・・・学びたいなあと思いました。
でもね。いつも伝えられる、りさこ婦人との不仲説とか、女性スキャンダルとか・・・どうも結びつかないのもまた、この人の不思議でもあります。・・まあ、クロアチア選手の言う、人生を楽しんでいる、ってことのカズ式なのかもね?。これからも、カズからは目が離せません。
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なーんて言うと、さち先生、サッカーファン?と思われそうですが、何をかくそう、わたくし、サッカーにかぎらず、スポーツ観戦オンチ。家族でテレビ観戦してる時などは、全くついていけないのであります。でも、そんな私ですが、あるテレビ番組で、カズこと三浦知良氏の話を聞き、ちょっとしたファンになってしまいました。
カズは、同世代です。(ほんとかあ?)若い頃のカズのイメージといったら、ええかっこしいで、女優さんやらモデルさんやらと浮名をながしたりして、キザじゃ、という印象がありました。
でも、カズは、番組で、「ワールドカップに出られなかったところから、サッカー人生が始まった。」、と言っていました。
あの、フランスでしたっけ、岡田さんが思いっきり、カズをメンバーからはずしました。私だって印象的に覚えています。フォワードが何で、フォーメーションが何かなんて、さっぱりわからない私ですけど、なんかこれではカズがあまりにかわいそうだと同情しました。
だから、そこから、自分のサッカー人生が始まったというのには、衝撃を受けました。さらに、彼は、それまでのサッカー人生は余興だったように思うと、付け加えました。サッカーの神様が、どういう風にサッカーに取り組んでいけばいいか考える、大きな課題を自分に与えたのだと思って、サッカーと向き合っている、とも。
つまりサッカーは目的ではなく、自分の人生の旅の手段である、そういうことなのでしょうか。手段であるから、過去の名声も、まわりの雑音もまるで気にならないというのでしょうか。
やられたー・・と思いました。人は一度名声や地位を手に入れると、なかなかそれを捨てきれないものです。その立ち位置からしか物を見れなくなってしまいます。
だから、自分がその位置から転落しようものなら、すべてを失った不幸のどん底にいる気分になってしまうものです。
でも、そういう相対値ではなく、絶対値で、自分の人生を見つめて、サッカーは人生に取り組むためのひとつの課題と言い切る。なんだか僧侶みたいです。今でも、華々しい舞台とは言えないポジションで、ずっと努力を続けています。
でも、すぐにそういう境地にいたったのではなく、日本代表からもれたあと、クロアチアに移籍して出合った、一人の年配の選手がきっかけになっている、と言っていました。
その選手は、チームの誰よりもサッカーと必死で向き合い、多くの練習をこなしながら、オフになると、誰より人生を楽しんでいた。それは大人の余裕というものだった・・・と
今日もし、今いるチームに戦力外通達を出されたら?カズは答えました。自分を必要とするチームをさがしたい。自分が続けられる限りサッカーをやりたい。それが、名もなきチームであろうと。
うーん。なかなか言えることではありませんよね。
ちょっと不器用なくらい一直線でもあります。すごい!不必要なものをすっぱり捨てきれた人のすがすがしさというか・・・学びたいなあと思いました。
でもね。いつも伝えられる、りさこ婦人との不仲説とか、女性スキャンダルとか・・・どうも結びつかないのもまた、この人の不思議でもあります。・・まあ、クロアチア選手の言う、人生を楽しんでいる、ってことのカズ式なのかもね?。これからも、カズからは目が離せません。
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by urakawasika | 2010-05-11 02:13 | この人語録