ワールドカップ,カズこの人   

ワールドカップ,カズこの人_c0219595_2162747.jpg 今日は、日本代表の23人が、岡田監督によって選ばれました。
 なーんて言うと、さち先生、サッカーファン?と思われそうですが、何をかくそう、わたくし、サッカーにかぎらず、スポーツ観戦オンチ。家族でテレビ観戦してる時などは、全くついていけないのであります。でも、そんな私ですが、あるテレビ番組で、カズこと三浦知良氏の話を聞き、ちょっとしたファンになってしまいました。

 カズは、同世代です。(ほんとかあ?)若い頃のカズのイメージといったら、ええかっこしいで、女優さんやらモデルさんやらと浮名をながしたりして、キザじゃ、という印象がありました。

 でも、カズは、番組で、「ワールドカップに出られなかったところから、サッカー人生が始まった。」、と言っていました。

あの、フランスでしたっけ、岡田さんが思いっきり、カズをメンバーからはずしました。私だって印象的に覚えています。フォワードが何で、フォーメーションが何かなんて、さっぱりわからない私ですけど、なんかこれではカズがあまりにかわいそうだと同情しました。

 だから、そこから、自分のサッカー人生が始まったというのには、衝撃を受けました。さらに、彼は、それまでのサッカー人生は余興だったように思うと、付け加えました。サッカーの神様が、どういう風にサッカーに取り組んでいけばいいか考える、大きな課題を自分に与えたのだと思って、サッカーと向き合っている、とも。

 つまりサッカーは目的ではなく、自分の人生の旅の手段である、そういうことなのでしょうか。手段であるから、過去の名声も、まわりの雑音もまるで気にならないというのでしょうか。

 やられたー・・と思いました。人は一度名声や地位を手に入れると、なかなかそれを捨てきれないものです。その立ち位置からしか物を見れなくなってしまいます。
 だから、自分がその位置から転落しようものなら、すべてを失った不幸のどん底にいる気分になってしまうものです。

 でも、そういう相対値ではなく、絶対値で、自分の人生を見つめて、サッカーは人生に取り組むためのひとつの課題と言い切る。なんだか僧侶みたいです。今でも、華々しい舞台とは言えないポジションで、ずっと努力を続けています。

 でも、すぐにそういう境地にいたったのではなく、日本代表からもれたあと、クロアチアに移籍して出合った、一人の年配の選手がきっかけになっている、と言っていました。
 その選手は、チームの誰よりもサッカーと必死で向き合い、多くの練習をこなしながら、オフになると、誰より人生を楽しんでいた。それは大人の余裕というものだった・・・と

 今日もし、今いるチームに戦力外通達を出されたら?カズは答えました。自分を必要とするチームをさがしたい。自分が続けられる限りサッカーをやりたい。それが、名もなきチームであろうと。
 うーん。なかなか言えることではありませんよね。

 ちょっと不器用なくらい一直線でもあります。すごい!不必要なものをすっぱり捨てきれた人のすがすがしさというか・・・学びたいなあと思いました。

でもね。いつも伝えられる、りさこ婦人との不仲説とか、女性スキャンダルとか・・・どうも結びつかないのもまた、この人の不思議でもあります。・・まあ、クロアチア選手の言う、人生を楽しんでいる、ってことのカズ式なのかもね?。これからも、カズからは目が離せません。

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by urakawasika | 2010-05-11 02:13 | この人語録

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