カテゴリ:我が家流( 3 )   

旅の出会いは色々   

 飛行機で、母と親戚の家にでかけました。年老いた母は、意を決しての遠出。私も、飛行機を使うのは何年ぶりです。チケットをなくしたり、時間に遅れたりすることなく、ちゃんと着かなければ。ちょっと気負ってます。

 そんな気負いをよそに、この度は、色んな方の人情にふれる旅になりました。

のっけから、西新の地下鉄で、小さな西南小学校の生徒さんが近寄ってきました。
「おばちゃん、持ってあげる!」 
と言うが早いか、私の荷物を、階段上からホームまで下ろしてくれました。今時、そんなことを表だってできちゃう小学生がいるのね! 感動です。

羽田につくと、目的地までは果てしなく、山手線やらなんとか線、二つも乗り換えです。乗り換え駅では、ものすごい人の波。足の遅い母は、すぐに、人並みに押し出され、すみの方を、必死で私に着いてくる。まるで、大河を渡っているようです。
 なんとか、ホームまで来て、来た電車に飛び乗りました。でも、表示を見ると、目的の駅がないような。私たちは、あわてて降りました。すると、電車の中から、若い女性が降りてきて、
「この電車○○駅に行きますよ。」
と教えて下さいました。私たちが、騒動しているのを見て、親切に間違いを教えて下さったのです。

再度電車に乗ると、今度はその騒動を見て、隣にいた年配の方が声をかけてくださいました。
「どちらから、おいでになったのですか?」
それをきっかけに、目的地に着くまで、その見知らぬ方と、色んなことをおしゃべりさせていただいたのです。
それに、母を連れ立っていたので、何度も、乗り物の中で、席も譲っていただきました。ほんとに恐縮です。

良い旅でした。東京は大都会。みんな個人主義で、もっと殺伐としているのかと勝手に思いこんでいる田舎物です。旅の始まりの小学生から、電車の中の人々まで、思い出すたびに、心がほっかりなります。

さて、しかし、その中で、ほんとに、とても気分の悪い思いを一度だけしました。福岡の手荷物検査のところで、私は、もたもたしてしまったのです。悪気があってのことではなく、久しぶりの飛行機だったので、係官の指示する意味がよく伝わらなくて、彼の思いとは違う動きをしていたようです。係官の彼は、あからさまにいらいらした様子で、
「かごに荷物を入れる!」
と同じことを連呼します。そのとおりにしても、彼は、ますます連呼します。どうも、上着を次のかごに入れるとか入れないとか、微妙な違いを私が理解していないということのようでした。
(今だによくわかりません。)まるで、勉強のできない子に、先生が、強い口調で同じことを連呼するみたいな感じ。

ほんと感じ悪かったです。とても若い男性でした。飛行場なんて、非日常の空間です。旅が楽しくなるか、楽しくなくなるか、ちょっとした人とのかかわりで決まってくることだってあるのだけど、そんなこと考えたこともないのでしょう。彼は、一見単純作業に見える自分の仕事に無感情で臨んでいるのかも知れません。
もたもたして、混乱している乗客を見たら、ちょっと、言い方を変えるとか、わかりやすい言葉を言い添えてあげるとか、気持ちさえあれば、何かできるでしょう。

彼は、仕事へのこんな取り組み方を、この先ずっと続けていくのか、と、なんだか心配にさえなります。
他の親切な方々からの素敵な思いとは正反対の、とてもいやな感じ。

でも、ふりかえれば、自分も、毎日の仕事はついルーティンになって、多くの出会いをぶちこわしにしているかもしれませんよね~。気をつけましょう。
出会った人は何かの縁。やはり、大切にしたいものです。



by urakawasika | 2018-11-22 16:26 | 我が家流 | Comments(0)

息子の虫歯治療~家業とは・・・   

 歯科医の子供は虫歯がない、と思っている人は意外にいるようです。なんせ、偉そうに、歯磨き指導をしたりしている人だもの、実の子の歯はぴっかぴっかだと思われるのもしかたのないことといえば、そうかもしれない。
 しかし、現実は、皆さんの期待を裏切って申し訳ないけれど、決してそんなことはない。
 今日、とうとう、小さな我が息子の歯の治療をしました!

 なんせ、治療せねばと思いながら、どんどん夏休みがすぎて、やっと9月がちらつきはじめてあわてて診療室につれて来た次第。
 でも、待合室に座らせて、予約の途切れるのを待たせていると、なかなか順番が来ない。なんせ、ちゃんと料金をいただいて、お仕事させていただく方々を優先するのは当たり前。息子よ、もう少し待っててちょうだいね。・・・

 とうとう、息子は待合室で、宮崎アニメを鑑賞し終わってしまっていた。
 なんとか、患者さんが少し途切れた瞬間に治療いすに追い立てて、治療をはじめた。
 あー・・患者さんには、歯間ブラシを使ってあげてだの、フロスを使いましょうだの、偉そうなことを言っておきながら、私ときたら、もう眠い・・・とばかり、電導歯ブラシを、さっさと息子の歯にあてて、さあ寝ましょうね。なんて夜が多かったもんね。息子よ、ごめんね~。(電導歯ブラシというものは、ちゃんと使用するには、そもそも手用より、時間がかかるんですよ。)

 そうこうしていると、「患者さんが△人お待ちですう。」と受付の声。息子よ、今日はここまで。クリーニングは、ざっとでまたね。あとは家で磨いてあげるから。ほんじゃあ・・・

 でも、息子は、手抜きの歯みがきで終わらせる夜も多々あったけど、消毒剤入りの歯磨きを使っていたので、ま、ひどい虫歯ではなく、ほっ! (是非クリーンデンタルや、ラカルト、コンクールあたりを使ってください。ずぼらな母でも、ひどい結果になりませんよ。)

 しかし、ふと、プロ野球選手だった稲尾選手が、昔言ってたのを思い出します。
「うちは漁師だったので、いい魚は全部市場へ出してしまいます。残ったのを家族が食べるんです。」

 作家宇野千代も、かつて日本を代表する画家、東郷青治と結婚しておられていたにもかかわらず、
「いい絵は、みんな売ってしまうので、手元にはたいした作品がありません。」

 などと言っておられました。

 なるほどね~。わかる気がする。

 息子よ。これからは、友達の歯医者さんで、きちんと定期健診受けます?

 家業とは、けっこうこう言うものなんです。やれやれ。
 

 


 
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福岡市の矯正歯科

by urakawasika | 2011-08-22 23:26 | 我が家流 | Comments(0)

地味と派手。我が家のペット”みどりがめ”   

世の中には、地味なものと派手なものがあります。地味なスポーツ、「卓球」、派手なスポーツ、「新体操」、地味な趣味「鉄道」、派手な趣味「スポーツカー」、みたいな感じです。

 その分類でいきますと、我が家には、きわめて地味なペットがいます。
その名は、「みどりがめ」 学名を言いますと、これがけっこう派手で、「ミシシッピアカミミガメ」、地味な印象に反して、かなり繁殖力も強く、生命力にあふれた種のようで、純日本産かと思いきや、思い切り外来種のようです。

 娘にねだられて、7年前に我が家の一員になったのですが、ご他聞にもれず、すぐに娘はあきてしまい、衣装ケースを代用した水槽で、5センチくらいだったのが、とうとう今では、手のひらサイズになり、今後は、なべのふたくらいになるといううわさを聞いて、ひそかにおびえております。

 みなさま、どなたか貰い手がありましたら、すぐに差し上げたく思っております。よろしく。

 さて、このかなり「地味」なペットは、テーブルの下で、日ごろは静かに暮らしております。パパがえさをやっているのか、私はほとんど飼育にも鑑賞にもかかわっておりませんが、いまだ死に絶える様子もなく、ごそごそという音を聞くと、元気にしているようです。

 私が、彼らにしてやったことは、唯一、名前をつけること。

 彼らが、家に来たとき、あまりにも地味なので、少し可愛そうにおもいまして、世界中で一番派手な名前をつけてやろうと決心しました。地味な亀の人生が、果てしなく、輝かしいものとなるようにと。

 命名、「オスカル」 と 「マリーアントワネット」・・*

どうです。これ以上素敵な名前はないでしょう。どんな不遇な人生も、きっとこれで吹き飛ばせるに違いありません。かなり気に入っています。

 
ただ、どちらがオスカルで、どちらがマリーアントワネットだか、いまだによくわかりません。

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*オスカルとマリーアントワネットは、池田理代子さん作、ベルサイユのバラ、通称ベルバラの主人公です。ご参考までに。こんなネーミング、ベルバラファンにはどうもすみません。久々に見ると、やっぱり・・・・きもい。ごめんね、オスカルちゃんとマリーちゃん!

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by urakawasika | 2010-04-21 01:03 | 我が家流 | Comments(7)