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緊急事態宣言が出ましたね・・・   

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診療が終わりました。今から、部屋をオゾンで満たします。部屋の空気と備品すべて、オゾンで燻蒸します。誰も入れません。この機械を入れて、確かに、インフルエンザで休むスタッフが激減しました。あ、きいてるんだ、と思いました。

 前回ブログを書いてから、社会はぜんぜん違う空気感で染まってしまいました。
結局、コロナは水際で防げず、誰がかかっていてもおかしくないという自体になってしまいました。福岡は緊急事態宣言なるものまで出されました。

さて、そんな中で、自分はどう過ごしたらいいのでしょうか。2月の終わりに、私は、けっこう危機感があって、うらかわ歯科医院のコロナ対策を進めてきました。
日本感染症学会のページや、日本環境学会のページなどを見まくって得た知識と、昔からされている当たり前のウイルス対策をもう一度見直すことで、このウイルスは気を付ければ、ちゃんと防げる、という確信を得ました。

このウイルスは、幸いなことに空気感染は、心配は少ない(絶対ないとは言えない)らしいです。
厚労省の代表的なインフォメーションのページでも、コロナのメインの感染経路は、飛沫感染であり、接触感染ということは、ずっと変わることなくインフォメーションされています。

つまり、しっかり全員がマスクをして、ポイントをおさえたタイミングで、手洗いを敢行すれば、まずうつることは考えにくいということです。
コロナウイルスに感染した人が、そのウイルスをまき散らすのは、唾および、体から出る体液、排せつ物からです。しかも、症状が出始めて3日目、4日目あたりから、たくさん出てくるというのです。

すなわち、コロナにかかっていても、症状がなく自覚のないという人から、大量にウイルスが出されている可能性は低く、さらに、そういう人たちがマスクをしていて、自分もマスクをしていると言う状況では、感染のリスクはかなり低い、と考えます。

だからといって、マスクをしているから何をしてもいい、ということではないけれど、過剰に怖れてびくびくする必要はないということだと思います。

私は、その確信のもとに、うらかわ歯科の感染対策をすすめてきました。

おもしろいことに、2月までの段階では、スタッフも、横目で、一人危機感にさいなまれている私を、さめた目でみておりました。昼休みは、別々に食事をする、と決定したら、ぶぜんとするスタッフもおりました。

でも、テレビの報道がだんだん過熱してくるごとに、スタッフも、あら? やっぱり・・・という感じになってきて、今では、みんなでがんばりましょう~という感じになっています。

まあ、ほんとは、さち先生の取り越し苦労で終わっている方が、幸せだったとは思うけどね~。

 さて、ここまでくる段階で、私はあるリスクをとても心配するようになりました。それは、自分一人ががんばっていてもだめで、職場が一致してがんばることだけでもだめ。

院内では、ほぼ感染のリスクをつぶせても、全員の家族までまきこまないとやばい、ということです。

たとえば、私が、院内あるいは、プライベートな生活で、きっちり感染対策ができたとしても、うちの子供たちが、平気でマスクをせずに、どっかに行って、もらってきたらアウトだってことです。

スタッフの旦那様が、マスクをせずに電車に乗って、職場の社員食堂で、今まで通り、近距離で同僚とおしゃべりしながら食事をするようなことがあったら、そこから石垣が崩れるということです。

 なぜなら、家族は、一ユニットだからです。

 ちょっとこうるさいかもしれないけれど、家族に徹底して感染対策をさせること! といきりたってミーティングをしました。

まあ、でも学校が休みになり、スタッフの旦那様がテレワークになったりして、ちょっとほっとしています。

しかし、ほっとしたところに魔が・・・というのが人生の法則。笑

しっかり冷静に、石垣がくずれる可能性があるところは、しっかりつぶしていきましょう。

緊急事態宣言、すぐに解除される状況が一番理想的ですが、今の感染の数からすると、それは考えにくいと私は思っています。長期戦もありうるということです。(さち先生の取り越し苦労でおわってしまうのが理想ですが!)

その発想にたって、今は頭を展開させています。院内の完全な感染予防システムをたんたんとやりながら、たんたんと、歯の治療が必要な方を受け入れる。なんたって、歯周病がひどくなると、ウイルス感染のリスクも増えると言われていますからね~。
 そして、来院する患者さんに、しっかり予防対策をお伝えする。(おせっかいと思わずに聞いて下さいね!)

長期戦になれば、基本的な生活をとめずに、いかに冷静に、医学的見地にもとづいた対策を、ひたすらたんたんとし続けていく、ということが、疲弊しない第一だと思います。

お気の毒なのは、飲食業やイベント業をはじめ、すでに膨大な経済的被害が出ている業界の方々です。これが長期におよべば、日本の経済は底知れぬ所へ向かうかもしれません。


 そうであるのに、ですよ!
3月になっても、国会議員さんが、国会で平気でノーマスクで議論していました。マスコミの人も、あまりマスクの重要性を前面に出してはいませんでした。
 最近とある市役所に行ったら、そこでも、たいして何もされているようには見えませんでした。マスクなく、手消毒せずに入る人たちをだれも咎める人もいません。
ほかにもいくつもあげられる、公的なところで、危ない状況をかいまみました。

政府は、ただ集まるなと言うだけで、マスクをせずに外出するのを許しているのもどうか思います。(あらゆる手作りマスクでも効果あるのだから。)そういう、たくさんの矛盾やトップのつけを、末端の市民が担わされているようでなんか、変だと感じます。

 しっかり感染対策をして、また助け合って、大丈夫とおごることもなく、またびくびくすることもなく、正しい冷静さで、知識を持って、この難局をしずしずと乗り越えていきたいと思うこの頃です。


ホームページにコロナ対策やマスクの作り方を載せています。
福岡市早良区西新の歯科医院

by urakawasika | 2020-04-12 14:24 | 社会 | Comments(0)

ウイルスより、人の心   

 
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 新型コロナウイルスのせいで、社会生活がちょっとマヒ気味になっています。うらかわ歯科医院は、開業してしばらくしてから、診療室内をオゾン殺菌しています。オゾン殺菌の機械は、お高くて、導入するのにちょっと勇気がいりましたが、導入してから、スタッフが病欠する頻度が減りました。とくに、インフルエンザは、明らかに、かかるスタッフが減って驚きました。

 さらに、このたび、待合室にも、空気殺菌機を導入しました。過去に、こういうものが、かなり効果のあるものだと学んでいるので、ちょっと安心です。
ほんとに、冷静に色んな対策をしていけば、感染症にも、人は勝っていける知能を持っていると思います。早く、この騒動が収束するのを期待します。

 ところが、こういう騒ぎで一番おそろしいのは、差別です。世界中で、中国人に対する、いわれなき差別行動がエスカレートしているそうです。国内でも、感染者に対して、いじめやいやがらせが表面化していると、報道されていました。
 さらに、報道も、やみくもに、人の心をマイナスにあおっているとしか思えないものが多いです。

 そして、いやなことですが、ウイルスより、人の心に住み着く負のエネルギーの方が、人の命を蝕むもののようです。

 そういえば私が若い時に、ドキュメンタリー番組で知った、驚きの事実がありました。若かった私は、しばらくショックで、そのことが頭から離れなかったことを思い出します。

それは、戦後、広島や長崎で被爆した人たちが、とんでもない差別にあっていたということです。ものすごくショックでした。

もしかしたら、原爆は自分の上に落ちたかもしれない。たまたま自分はまぬかれただけ。その人たちが、身代わりに、自分の災難を肩代わりしてくれていたのかもしれない。
そもそも災害をはじめ、集合体の上に下った苦難というものは、そういう性質を帯びたものだと思っている私です。また、そういう受け止め方をするのが正しいとも思っています。

 まずは、自分のこととして受け止める、という姿勢が原点ではないかと思う私です。それが、平気で苦難を受けた人々を差別して、さらにはいじめたりするなんて、ほんとに、いやな人間がいるものだな、と思いました。

 もちろん、かたや、その中にあって、被爆者をささえはげましていった人々も、必ずいるのも現実です。

 ふだんは、普通の良い人たちに、ちょっとした圧力がかけられると、あっという間に人々は豹変し、エゴをむき出しにしてくる人種になっていくのを、目の当たりにすることがあります。
 それは、弱さなのかもしれませんし、日ごろから、正しく考えるということを、習慣化していないせいでもあるのかもしれません。

 最低限、マイナスの行動はとらない・・・プラスの行動をする勇気がなくても、マイナスに加担しなければ、日本という国は、なんとか正しい方向に行くでしょうし、プラスのエネルギーは、早くにウイルスを封じ込めると信じています。

 国家の危機は、どれだけのプラスの人がいるか。どれだけのマイナスの人がいるか・・・その合計で決まるのではないか、と思っています。

ささやかですが、自分は、プラスの方に入るために、努力したいと思います。

そして、数々の試練を乗り越えてきた、日本の国民を信じたい・・・・日本がんばれ! ファイト!

福岡市早良区西新、百道浜うらかわ歯科

by urakawasika | 2020-02-23 11:19 | 社会 | Comments(0)

カルロスゴーンの教訓 あけおめです~   


カルロスゴーンの教訓 あけおめです~_c0219595_22434513.jpg
休み中はうらかわ歯科は改装してま~す。
       
 
とうとう昭和平成と終焉を迎えて、今年は令和元年になりました。
それも、ほんのちょっとで令和2年となりました。

最後のニュースがカルロスゴーンの国外逃亡・・・・なんだか、日本の行く末にいや~な影を落としますね。
そもそも、あんな輩を、会社のトップに拝み倒して持ってくること自体があほなんだよ。と思う私です。

もっと低コストで、素晴らしい人材があっただろうに、派手な予算で、鳴り物入りの人を登用すればうまくいくんじゃないか、という発想は、他力本願の人が、苦境に陥った時に打ってしまう、ばくちのようなもの。
選ぶカードが派手で高価であればあるほど、好ましくうつるものなかもしれませんね。

 また、自分より強いものに、自分の運命をゆだねたら、うまくいくんじゃないかと思う。それも、また他力本願の人が陥りやすい罠だったかもしれません。

私は、カルロスゴーンより、それを選んだ日産の幹部の方に苛立ちを覚えます。

もし、日産の創業者であれば、決してそんなことはしなかっただろうし、昭和の戦争を生き抜いたような指導者なら、誰しもそんなことはしなかったと思います。
苦境は、自分で苦しんで考え抜いて、アイデアを絞り出して乗り越える。そうであれば、社員も一つになっていったでしょうね。ただ首を切るだけでは、成功とは言えません。

それが正しい選択です。

教訓というには、あまりにたちの悪い男にひっかかってしまったというしかありませんね~。
でも、日本は、これを大きな教訓にしていってほしいと思います。かく言う私も、ささやかな経営者として、苦しいことも、逃げずに自分が立ち向かわねばね。そういう思いを新たにしました。


しかし、日産のかかった病は、今の日本人が陥りやすい病なのかもしれません。

カルロスゴーンが日産に就任して、小さな国の、国家予算並みの年俸を、ふんだくっていったさまを見るたびに、考えることを放棄した国民、それが今の日本人なんじゃないか、ってすごくいやな気分になっておりました。

令和に船を漕ぎだした今、ほんとに、何事も自分の頭で考えましょう。情報は吐いて捨てるほどネットにうごめいています。それをうのみにせずに、とにかく、自分の体で、できるだけ見て経験して、頭をフル回転させて、しっかり考えていきたいものだと思う年のはじめです。





by urakawasika | 2019-12-31 22:26 | 社会 | Comments(0)

令和元年 おめでとう!   


令和元年 おめでとう!_c0219595_00360133.jpg
 とうとう、令和元年になってしまいましたよ~。

 昭和、平成、令和・・・私も三代をまたぐことになりました。笑
令和って名、個人的に言うと、気に入らないです。(すみません。)どうせなら、礼儀の礼で、”礼和”がいいんじゃないかな~、と思うわけですよ。令なんて、命令の令だから、自由のない硬直感があって、もしかしたら、朝鮮半島や中国大陸に、命令されて小さくなっちゃう日本にならないといいけどな~、なんて、思っちゃうわけです。周りの国同士、礼儀をもって、愛をもって行こう! やっぱり、礼なんじゃないかって・・・

名前って大切ですよ。不思議なことに、名前ってつけると、なんとなくそのようになっちゃうようなことって感じたことありませんか? 私の名前も自分の性格や人生と、どこかリンクしているような気がしますし、家族のみんな、どこかしらそんな感じがあります。

まあ、つけてしまったからには、どうぞ、命令されて、大変なことになりませんように・・・と、願う私です。 まあ、出典は、万葉集のおめでたい言葉らしいので、笑われるかもしれないけれど。

 平成元年は、山口大学の口腔外科で迎えました。天皇陛下が一面の、平成の文字がどかんと踊る新聞をかかえて、医局の先生と記念写真を撮りました。それで、今回も、同じようにスタッフとみんなで写真を撮りました。あの平成の写真の私は若かったよな~・・・令和の記念撮影は、ずいぶん年とったものです。こんな年になるなんて・・・人の一生は駆け抜けるようなスピードなんですね。

 うちの患者さんで、昭和元年生まれのご婦人がおられます。素敵にお元気な彼女は、確か93歳。彼女は、戦争をリアルに知る世代です。空襲でやられた、死臭のする街を逃げまどった経験を持っているのです。でも、彼女のような生き証人は、やがて一人もいなくなる時がきます。人類の歴史を見ると、自分の社会からすべての戦争体験者がいなくなった時から、どうも黒いタイマーは動き出していくようです。どうしても人間は、過ちを繰り返す。

 平成生まれが社会の中枢を担い始め、令和の若者が闊歩するころ、日本はどうなっているのでしょうか。屈託のない平成生まれの若いスタッフの笑顔を見ながら、人間の光と影を思います。どうぞ、光がさんさんと日本を照らしますように。人生が進むごとに、人は心配性になるのかも。人間は捨てたものではない。せめて、そう信じることにしましょう!



by urakawasika | 2019-05-07 00:36 | 社会 | Comments(0)

中学生ショック   

  子供が、小学校、中学高校と育っていくと、自分が通った道をまたもう一度検証するような気持ちがします。小学校は、のんびりしています。中学受験をするお子さんは別として、授業をしっかり聞いて、宿題をやっておけば、なんとかなっていくような感じです。でも、中学になると同時に、いきなり何段階も上がります。一気に英語をはじめ、課題がふくらんで、突然ノルマが増えます。

期末テストは実技教科まで9教科いっきにつめこまなければなりません。
それにお決まりの、ハードなクラブなどもセットになっていて、生活のリズムもつかみきれず、どうやって、時間をやりくりしていったらいいのか、途方に暮れる子が続出です。

 クラブをやりながら宿題をやって、しかも予習なんてことになれば、おのずと、睡眠時間は削られ、中学ブラック企業と呼びたくなるような子供たちの生活。
先生方は、小学校とのギャップを中学生ショックと呼ぶのだそうです。

 勉強が苦手なわが子の勉強を見てやってみて、初めて知った恐ろしいほどのギャップ! これを見事にクリアして、上位成績で悠々とすごしている中学生もいるだろうけど、まあ、普通のお子さんなら、たぶん、四苦八苦するのではないかと思います。

 ところで、わが子の学校の成績表を見たら、数学30点以下が、全体の20パーセント以上いたのでびっくりしました。でも、うなずける。中学生ショックをのりこえられず、ちょっとしたつまづきをどうしていいかわからずに、放置してしまったら、あっというまに落ちこぼれてしまうのは、当然だと思ってしまいます。

 うらかわ歯科に来る、来年中学生になるお子さんに、ついついアドバイスしたくなるさち先生です。勉強はお子さん任せにしないで、要領を得るまでは、かかわってあげたほうがいいよ~、とお母さんに言い。お子さんには、「クラブは、しばらく入らずに、学校のリズムをつかんでから入るのもいいんじゃない。」なんて言う。中学生ショックを乗り越えて、本来の自分の力を出してほしいな~と思います。

 でも、考えると、お手伝いをしたり、さまざまな生活のことをきちんと教えたりするのは、ほんとに小学生の時しかできそうにないな~と思ってしまいます。なんせ、中学になれば、ブラック企業並みの忙しさ、しかも、反抗期。しかもしかも、親も働いていたりなんかして、アイロンかけ一つ教えることができず成人してしまう。いや、我が家は、そうなっている!

 でも、もっともっと、丁寧に暮らす、ということを、どこかで子供に教えたいよな~、と思っている私です。衣食住、どれも、おざなりにしていると、やっぱり、地に足がついた考え方って、できなくなるんじゃないかな~と思うのです。中学卒業したら、同じような路線で高校、となれば、またそれも絶望的。日本の高校は、もっと生活が学べるところがあってもいいんじゃないかな~・・・と思うようになりました。
 
 むつかしい高校の勉強はちょっと減らして、料理教えたり、DIYしたり、庭仕事教えたり、掃除のノウハウをしっかり教えてくれたり・・・・一生のうち、そういうことをしっかり学ぶ時代が、若い時代のどこかにあるといいのにな~と思う私です。なんせ、私も、スルーしてしまった口なので・・・そしたら、人生はさらに豊かになりそうな気がしてます。





by urakawasika | 2019-03-27 04:34 | 社会 | Comments(0)

2019年 平成が終わりました~   

あけましておめでとうございます。


 とうとう、平成は終わりましたね。昭和が終わった時のことを思い出します。昭和が終わる年の暮れ、昭和天皇の様態が悪くなって、日本中がその動向を見つめつつ、新年を迎えました。確かお正月番組も自粛していました。そして、新年になって、何日か経ち、ついに昭和天皇が崩御なさいました。昭和が終わった。・・・・若い私も、なんとなく、動揺していました。未知なる世界に飛び出す不安感だったのでしょうか。

 今となっては、あまり思い出せませんが、それと前後するように、昭和の歌姫、美空ひばりさんが亡くなりました。大学病院に勤めていた私は、年配の看護婦さん(その頃は、まだそう呼んでいました。)が、その朝、「美空ひばりが亡くなった!。」と、泣かんばかりの迫力で叫んでいたのを覚えています。
 
それから、しばらくは、激動の昭和を検証する番組がたくさん流されていました。

 今年は、それと対比するように、平成を検証する番組が流れます。平成も30年を経たので、昭和を知らない世代が、時代の中心になりつつあります
「平成を検証する、というと、みなさん、昭和のつけを、平成がどうつけたか、という話に終始するようですが、僕は、平成生まれなので、そういう言い方は、ちょっと違和感があります。」

 そういうことを、若いコメンテーターが言っていました。なるほどな~・・・平成生まれの息子も、私が鼻歌を歌っていると、

「ねえ、それ”ショウワ”の歌?」
なんて、無味乾燥のイントネーションで聞いてきます。”昭和” と言え!、私はむっとします。でも、彼にとっては、私が明治時代を思うようなもので、大隈重信が闊歩している時代を自分の時代と思えないのと同じことなんでしょう。

 さて、平成が終わった今年、どんな年になるのでしょう。年末に届いた出先不明の請求書には、会社名だけで、電話番号さえ書いてありませんでした。しかたないのでネットで調べたら、その会社は、取引のある会社が、集金業務を委託した会社だとわかりました。やれやれ、今時は、クレームや、問い合わせに人手を使いたくないので、電話番号さえ書かないというのが当たり前のように通る時代なのでしょうかね~。

 企業の信用とか、誠実とか、そういうのはコストがかかる。ならば、コストのかからないことを追求しよう。責任取らず、もうけは取ろう! 平成30年をかけて、そちらに舵取りしてきたように感じるのは、昭和世代だからでしょうか。なんかこのごろ憮然とすることだらけ。

 でもね、もう少しいけば、たぶん、捨てていく物を、もう一度拾うのが、今最も新しい、ということになる、と思うよ~。人間の本質はかわらないものだから。

by福岡市早良区西新の歯科医院 



by urakawasika | 2019-01-07 12:36 | 社会 | Comments(0)

子どもたちの食、給食   

  先日、息子の中学校の給食室見学というのに行ってきました。息子の中学は、何年か前に給食が始まって、お弁当から解放されている私です。

その日、希望者の保護者数人で、日頃は、あるのかないのさえ意識していないすみっこの建物に入っていきました。

私も幼い時の給食室の記憶があります。暑い夏の日だったのか、給食室の窓はあいていて、中で、作業する”おばちゃん”(子どもはみんな給食のおばちゃんと呼んでいました。)が、大きなオールのようなしゃもじで、でっかい鍋をかき回していたのを、うっすら覚えています。

しかし、いざ、入ってみると、そこは、昔の給食室とは別世界でした。入り口ではエプロンに着替え、なんと、エアーシャワーを全身にあびました。もちろん、入念な手洗いをして、頭には、不職布のキャップをかぶり、髪の毛を全部入れてしまうように指導されました。

ん? これはどこかで見た光景・・・・
そうか~。ICU,もしくは手術場ではないですか・・・・
私はほんとにビックリしました。まさに、ICUか手術場! 消毒の考え方、滅菌の考え方・・・私たち医療人は、まずそのあたりから、徹底的に指導されるわけですが、まさか、学校給食の現場で、それとほぼそっくりのシステムが作動しているなんて・・・

中に入ってまたびっくり。

土がついた野菜、洗う前の魚、などなど、そういうものは、できあがった料理を汚染させるリスクがある、というので、調理の流れは、常に一方通行の動線です。さらに、その動線を、デザインするところから、調理計画が始まるそうです。

栄養士さんは、メニューを作ることが仕事、くらいに思っていたけれど、とんでもない。メニューを作ったあと、一つ一つの素材の動線を、きっちり計画表に色分けして書き込むという仕事も大切な仕事です。

おおむね、作業全般が終わったころに見学したので、給食室内は、さしずめ、きれいに整理された工場を見るようでした。ぴかぴかのステンレス。ぴかぴかの室内。味気ないくらい、殺風景です。

我が家で、夕食を作るときはどうでしょ。台所はてんやわんや。食事が終われば、相当雑然としています。もう、ほんと別世界です。さらに、昔の記憶の給食室からも、かなりかけ離れています。

こうやって、子ども達の食が守られているんだな~。感謝の涙さえあふれてくるようでした。一度、チャンスがあったらみなさんも見学おすすめします。

by福岡市早良区の歯科医院



by urakawasika | 2018-10-05 16:27 | 社会 | Comments(0)

人手不足の日本列島   

   日本中、人手不足が深刻だ、とテレビで報道されていました。歯科界も、人ごとではありません。随分前から、歯科医師が過剰だと言って、各大学の歯学部の定員をどんどん減らし続けて、半分は女性の学生となった今では、気がつけば、歯科医の求人にも、応募者が激減する事態になったようです。
 もちろん、歯科医だけでなく、衛生士さんも、受付の秘書さんも、なかなか集まらない現状になってしまいました。

 日本全国、従業員が集まらなくて、とうとう廃業した事業所もたくさんあるとか、経営者としては、恐ろしい話です。

 そういう時代ですから、人材斡旋業者は旬の職業なのか、たくさんのDMが舞い込みますが、その費用たるや、目が飛び出そうです。ほんとに、ちょっとの間に世間様はどんどんかわっているのですね~。

 うらかわ歯科にも、時々、就活のための見学の方が見えます。今は、職場をよく観察してから、面接応募、というのが普通になってきました。若い方は、色んな思いで仕事を探しています。

 給料、待遇・・・そこだけしか目がいかない人も多いです。手っ取り早く稼げる仕事があるのは、人手不足なら当然かも知れません。でも、若いときは、やはり、スキルが上がる仕事、というのがいいと思います。営業がちゃんとできる、その業種のノウハウが蓄積される。
 一部のベンチャーの会社では、社長以下、できるだけ、手っ取り早く、お金を儲けることを最優先課題に挙げているのでしょう。営業のイロハなど、何も教育されず、ただ、調子の良いことを言って、契約だけとる、詐欺師のような手法を仕事と勘違いしている若い営業の人もたくさん見てきました。

若い時代に、必要な苦労をせず年をかさねてしまえば、やはり、何も蓄積されずに、あっという間に年をとってしまいます。

 ふと気付かないうちに、すっかり変わってしまうのが社会です。辺りを見渡せば、すっかり厳しい状況になっていて、自分と言えば、何も売りがない。これではちょっと心配になります。

 安部さんは、働き方改革と言い、とにかく、ゆとりをもって働いて、給与も休みも充分、なんてことを目指していますが、そこを目指すなら、やはり、高いスキルが必要とされてくる。

やはり、人生楽をすれば、結果はそれなりだし、努力すれば、やはり、何かを見つける。それは、変わらない天の法則のように思いますが、古いのでしょうかね~。
若いときの苦労は買ってでもしろ・・・と昔の人は言いましたが、それなりの意味はあると思うのですが、どうなんでしょう。

by福岡市早良区西新の歯医者



by urakawasika | 2018-05-10 15:33 | 社会 | Comments(0)

平成30年 今年ももよろしくお願いします。   

 平成ラストの年になりました。かつて、私が若い頃は、うちのおばあちゃんは、明治生まれだ~、なんて会話を、ある感慨をこめてかわしていたものですが、私も、同じ感覚で、若い人に「昭和生まれだ~、」と言われる立場になったんだな、と困惑します。

 お正月番組も、ほとんど見ずにすごしていました。ほんのちょっとつけたテレビでやっていたのは、フードファイターと呼ばれる若者が、ライオン相手に、肉の食べ比べをするというものでした。

 思わず目をそらしました。人類の歴史上、食べるものにことかかない時代なんて、たぶん、今くらいで、多くの時代、地球上のあらゆるところで、餓えと貧困が、しつこいしみのようにはびこり、人々は、その日その日の糧を得るために、大変な努力をしてきました。今でも、北朝鮮の貧しい国民を写し出すニュースを始め、そういう映像は、毎日ことかきません。そのたびに、胸が痛むものです。
 たぶん、今の日本の私たちは、かつて人類が経験したことのない恵みの時を、恵みの場所で過ごしているだけだと思います。私たちが偉かったというわけでもなく、ただたまたま、だれかのおかげで到来した、恵みの時を享受できている自分。私はそういうとらえかたをしています。

 恵みであれば、感謝が伴うもの。だから、必要以上に食べ物を無駄にしたり、傲慢な姿勢を取るべきではなく、やはり、食事食事のたびに感謝を捧げたいものだと思います。そう言いながら、たくさんの食べ物を無駄にしてしまう自分に、せめて、痛みを感じたいと思う私です。だから、テレビで見たフードファイターなんて、私にしたら、傲慢そのもので、なんだか、恐ろしくなりました。この人、大丈夫だろうか・・・・

主をおそれることは智恵の初め。聖書

見えざる神の手は、やがて、恵みの時を過ぎ去らせ、そのむくいを自らの上に招く。どうぞ、神様、私たちの傲慢をお許し下さい!
年頭、思わず、祈ってしまいました。

今年は、気を引き締めて、やはり、当たり前と思っていることに、あらためて意識をめぐらし、感謝して歩んでいきたいものだ、と思いました。

また今年もよろしくお願いします。

by福岡市早良区西新の歯科医院


福岡市早良区歯科衛生士求人、歯科助手求人




by urakawasika | 2018-01-10 12:40 | 社会 | Comments(0)

個人情報、守秘義務・・・って、なんかな~・・・   

  ちょっと前から、義母の近所の、高齢のご婦人が施設に入居されました。90才を超えて、一人暮らしを続けていて、ご家族は遠方にいらっしゃいました。元気で、週に一度はプールに行ったり、カラオケの仲間と歌ったり、前向きな方でした。それが、少し認知症の症状を呈してきたことで、ご家族が、施設に手続きをしたようです。

 義母が時々施設を訪問していました。彼女は、家に帰りたい、と言いながら、正月さえ施設から出ることなく、毎週行っていたカラオケも何もかも、そこからは出れない様子だと、義母は、気の毒そうに、私に報告しました。彼女の家は、住人を失い、ひっそりとして、植木だけが伸び放題になっています。

 ある時、義母のところに彼女のカラオケ仲間の一人から電話がかかってきました。
「○○さん、どうしたんですか? 家の電話もなくなってるし、連絡がまったくとれないので、前通っていたデイケア施設に電話して問い合わせたんです。そしたら、守秘義務があるから、教えられない、って言われて・・・・」

義母はやれやれという顔をして、そのエピソードを話しました。
「守秘義務ね~・・・確かに、おれおれ詐欺とか、色んな人いるから、わかるけど、寂しい話ね。」

 なんせ私は、守秘義務だの、個人情報だの、そういうのを声高に言わない時代の人間なので、時代の必要にせまられて登場した最近の風潮に、ちょっとうんざりします。
もし、軽々しく、”個人情報”を電話口で教えて、誰かに訴えられたら、好意で教えた方が負けちゃうでしょうから、職員だって軽々しく教えられないのもよくわかりますが。

 でも、私なら、寂しく施設で暮らしているご婦人のために、電話口の相手をメモし、本人や、ご家族、同意を必要とする方に報告して、希望とあれば、またおりかえし、その方にお電話差し上げる、とかなんとか、エネルギーを人絞り、してあげたいな、と思います。

うちのスタッフだったら、絶対対応を注意するな、と思いました。

 個人情報、守秘義務。こういう言葉って、悪意の人たちがいなければ、そこまで、ぎすぎす舞台上に上がってくるような名詞ではないと思います。時代だから、しかたありませんが、本来、人間の交流って、もっとルーズでファジーなもの、遊びと余裕がたくさんある上着みたいなものだと思うのに、まるで、きちきち、一分のスキもない、かっちりしたスーツみたいに、最近は、ほんと生きにくい。そう感じるおばちゃまです。

ふと、その老齢のご婦人の家の、伸び放題の植木がカットされていました。聞くと、昔の友人が、何も言わずに、してくれていたそうです。そのことを遠方にいる若いご子息も知らぬまま、・・・・色んな思いがよぎります。


by urakawasika | 2017-08-18 12:42 | 社会 | Comments(0)