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座る二宮金次郎   

  二宮金次郎といえば、薪を背負って歩きながら、本を読んでいる幼子の銅像を思い出します。もちろん、小学校の校庭の隅にそれはおいてあって、懐かしい小学校の記憶がそこに重なっています。まあ、そんなこと言うのは、私たち昭和世代でしょうけどね。

 しかし、もはや、わが子の小学校には、そんなものはなかったし、どこの小学校でも、最近では見たこともないので、そろそろ絶滅してしまったのかしら、と思っていました。
 ところが、最近でも、新たに金次郎像が設置される学校もあるとか。へ~、っと思って感心していると、なんと、金次郎さんは、座っているらしいです。

 これにはびっくり!

なぜ金次郎さんが座っているかというと、歩きながら本を読んだら、交通安全上危険であるからだそうです。さらに、いまどきは、歩きスマホという場合もあるし・・・・なんだそうですよ~。 ご存知でした??


さらに、その二宮金次郎の生涯が、最近映画化されたようです。銅像で親しんだ金次郎さんですが、実際の生涯を私はあまり知りません。とにかく貧しい中で、前向きな情熱を燃やして、人々のためになった人、というのは知っていましたが、どんなことをしたのか、金次郎像とともに小学校時代を送った私たち世代でも、どうも、あまり詳しく知っている人はいないようです。

座り金次郎といい、映画といい、私にとっては、ちょっとしたマイブームになりまして、ならば、映画館へ行ってみよう、と思いましたが、残念ながら、福岡での上映は予定されていない模様・・・残念。

しかたないので、映画の予告映像を見てみたら、金次郎さんは、600もの農村を再生させた、とありました。大変な苦労の連続で、七転八起の人生だったようです。「こつこつ小さなことを積み重ねて、最後は大きなことを成し遂げた。」と、映画のプロモーションで訴えていました。
DVDが出たら、ぜひ観たいです。

それにしても、二宮金次郎さんは、貧しい幼年期、家の手伝いに追われ、蒔拾いのさなかでも、なんとか本を読みたいと、薪を背負って歩きつつ学んだ、ということですが、それは、どんな境遇にあっても、思いの強さとひたむきさで、不可能を可能にすると、私たちに訴えます。

しかし、どうも残念ながら、座った金次郎さんからは、そのメッセージは弱いような気がするのですが、どうでしょう。
だけど、座った金次郎さんになっても、何が何でも設置したい、という学校側の思いは、なんか、けなげだな~、とちょっとうれしく感じたりする私でした。

まあ、座ってしまった分は、この封切された映画を、子供に見せるとして補いましょうかね~。


by urakawasika | 2019-07-11 20:42 | こんなの知ってます? | Comments(0)